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便利って?

  目次を作りました。順番に見てね
 



 


 

便利

 技術の進歩とともに何かと便利になります。便利になると不自由が少なくなり効率が上がります。効率が上がると、またそれ以上の効率を求めて更なる工夫をしてもっと便利になります。

 

 便利の方法には二通りあります。一つは「工夫する」ことの便利。もう一つは「利用する」ことの便利です。前者は工夫することで新たな投資をすることなく現在の労力で効率を上げようとするものです。後者の便利は機械等を利用することで効率を上げようとするものです。前者の工夫では雇用人数は変らずに効率を上げるもので「労働集約型」となります。後者は機械等の投資による技術革新なので「資本集約型」となり、機械等の導入により雇用が制限されたり削減されたりします。産業の移り変わりを見てみると労働集約型から資本集約型になり、雇用は経済の成長とともに拡大しましたが、経済が飽和若しくは後退すると雇用は減少することになりました。便利になるということは、雇用が人から機械に変ることを意味していることになります。では、便利さが齎したのは何なのでしょう? 例えば高速のETCを考えてみても確かに便利にはなりますが、人の雇用の場は奪われます。


 便利の反対は不便です。人は不便だと工夫をしますが、便利になるとマンネリ化してそれ以上の工夫がなくなります。不便は人を育てますが、便利は人に何を齎すのでしょうか?
例えばPCが普及すると便利になり表計算や経営分析なども楽になります。しかし、それは結果しか見ないことになり、途中の計算式は無視されます。このことは人に考えるということをさせなくなります。自分で色々考えて、計算して出した結果とコンピューターが勝手に結果だけを出したものでは苦労が違います。人は苦労することで、学びます。人から苦労をなくすことは学ぶ機会をなくしていることになります。自分で計算する人は数字や算式が意味していることを知ることができますが、コンピューターで結果しか見ない人は、教えられたことでしか判断が出来ません。苦労することは自分で自分を育て、新たな疑問を見つけより深くそのことに精通することが出来ます。

 便利って何なんだろうか・・・?

 

 

平成2183

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