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経済入門No7

目次を作りました。順番に見てね


経済入門No7
均衡
 経済の視点にはミクロ経済とマクロ経済があります。市場メカニズムが働くと、どちらも均衡しますが、均衡の考え方に相違があります。
 ミクロ経済学では価格が変動すると供給量と需要量の双方が変化すると仮定しています。しかし、マクロ経済学では、総需要量だけが変化すると仮定しています。これは、マクロ経済においては、国内総所得=国内総生産 となり、労働力が過不足無く生産に携わっている場合、総所得と総生産は同じであるので、総供給量は価格に関係なく安定していると仮定していることになります。つまり、マクロ経済では、総供給量がすでに完全雇用水準(働きたい人が全員雇用されている最適な状態)にある場合、価格が変動しても総供給量は一定で、総需要量のみが変動すると仮定しています。
 ミクロ経済での均衡とは供給量が30で需要が20のような供給過剰(超過供給)の場合、価格が下がることで供給量が減少して25になる一方で需要量が増加して25になることで均衡するとしています。これに対してマクロ経済では総供給量が300で総需要が200の場合、価格が下がると総需要が増加して300となり、均衡するとしています。

自由競争市場
 市場メカニズムが機能するのは市場が開放されていて、自由に誰でも参加できる場合です。多くの企業(生産者)と多くの家計(消費者)が参加して、自由な競争が行われる市場のことを「完全競争市場」といいます。完全競争市場では市場メカニズムが最大限に機能します。 完全競争市場の条件は、〇埔譴紡真瑤了臆端圓あること、∈癲Ε機璽咼垢亮舛同じであること、財に関する情報(機能や値段)を参加者が持っていること、せ埔譴悗了夏や撤退が自由に行われることと仮定されています
 完全競争市場では自由に取引が行われるので、価格が自由に変動します。しかし、完全競争市場では多くの人が参加しているので、個々の参加者が市場全体に与える影響は小さく、市場の全体の流れとして市場が機能します。競争が自由に行われることで、市場の咽喉が保たれるようになっています。

物価
 経済は取引そのものですが、取引では取引量と価格が決定され、経済活動のものさしとなっています。マクロ経済では個々の取引ではなく全体量で判断し、総取引を総取引量と物価という視点で捉えます。市場で取引される個々の値段を価格といい、この個々の取引価格を合計して平均したもの「物価」といいます。物価は財市場の価格に相当します。物価を計算する場合、個々の取引から計算は出来ないので、物価指数を算出して経済活動の過熱度をはかる指標にします。金融政策などでは物価の安定を図ることで雇用水準の維持や消費の維持を図り、適正な経済成長を促すものとしています。

平成21年3月30日



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