<< マナーとワンルーム | main | 経済とジェンダーNo9 >>

経済とジェンダーNo8

目次を作りました。順番に見てね


経済とジェンダーNo8
○社会とジェンダー
霊長類と人類
 因みに人間が社会を維持することを生物学的に見てみると、現代の女性が出産に不向きであるかということになりますが、人間がジャングルを出て二足歩行することにより、他の肉食動物に襲われる危険性が高まり生存の確率が低下してきました。人類の祖先はそのリスクを避ける為に他の霊長類よりも多産となりました。霊長類の出産間隔を見てみると、チンパンジーで5年、ゴリラで4年、オラウータンで8年です。これに比べて人間は40日で次の出産が可能となります。そうすると生物学的に考えてみると現代人は「産まない」を選択していることになります。
 また、なぜ人間の多産が可能かというと、その原因は家族構成にあると思います。昔の家族は大家族でじいちゃん・ばあちゃん、とうちゃん・かあちゃん、そして多い兄弟で成り立っていました。最初の子供を出産するとばあちゃんが面倒を見てくれました。そして兄弟が増えると年長の兄が面倒を見てくれました。自ずとみんなで家庭を支えあっていました。子供は子供ながら自分の役目を認識していました。現在の家庭ではどうでしょうか。高齢社会となり晩婚化となって出産が遅くなり、そのときにはばあちゃんも老人ホームで家にはいません。居たとしても逆に介護に手を負われます。現代の社会では家族構成そのものが出産に適していないということになります。人間以外の霊長類で家族で子供の面倒をみることはありません。多産だと家族の手伝いがなければ出産は困難になってくることを意味しているのではないでしょうか。家族って有難いですね。

子供の役割
 生活が豊かになる前までは子どもは喜びそのものでした。途上国では労働者としての子供の役割があり、新興国では子供の将来に対する希望がありました。では、先進国では子供に対するものは何があるのでしょうか?
 経済をみてみると資本集約型労働集約型とに分かれます。資本集約型は資金力によって機械を導入して生産効率を上げていきます。労働集約型では、人による生産が行なわれます。発展途上国と先進国の違いを簡単に考えると、このどちらかに属するか?です。労働集約型の社会では子供も生産力の手段として行使できます。しかし資本集約型の経済では子供の社会参加はありません。このように考えると、社会の子供に対する考え方の違いが少子化にも影響しているのではないでしょうか。少子化や出生率の問題を考えるにあたりまず、社会の子供に対する基準がなければ方向性は見えないことになります。ジェンダーであるとか性別であるとかいう次元ではなく、子供がなんであるかという次元で物事を考える必要があるのではないでしょうか。経済的や社会という人口のあり方を考えることも必要ですが、生物の人間としての立場で人口問題を考えることが必要だと感じます。そうすることにより、子供の大切さも見えてくるのではないでしょうか。

平成21年2月17日



コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
recommend
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす (JUGEMレビュー »)
森山 晃嗣, Gary F. Gordon, ゲリー・F. ゴードン
ミネラルの大切さが解かります
recommend
免疫革命
免疫革命 (JUGEMレビュー »)
安保 徹
交感神経と副交感神経の関係がわかります。
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM