<< 地球温暖化No25 | main | 消費税No1 >>

地球温暖化No26

目次を作りました。順番に見てね


地球温暖化No26
第3章 地球温暖化と農業
田畑と炭素
 農業環境技術研究所によると、農業の土壌による二酸化炭素の蓄えできるとしています。堆肥などの有機物資材の投入量や耕起の回数により土壌の炭素量が変化するとして、作物の生産と結びつけた炭素の保持の技術が進めば温暖化の抑制に繋がるとしています。また、炭素を多く含む土壌は保肥力も向上します。田畑と果樹地では果樹地の方が炭素含有量が多い傾向にあります。これは果樹地が田畑と違い耕起回数が少なく土壌に酸素が入り込みにくいので、微生物による有機物の分解が抑えられるからです。

農地への炭素蓄積
 農地では通常堆肥などの投入により有機物(炭素化合物)は、微生物に分解され二酸化炭素やメタンに変化します。しかし、有機物質の一部は分解されにくいものに変化して長期間土壌に蓄えられることになります。
 手法としては‖枠郢寨僂篋酳残渣の還元、緑肥作物の導入などによる有機物投入量の増加、不耕起、省耕起栽培による土壌有機物の分解の抑制、カバーロップ作付けによる土壌流亡の防止 となっています。(ここでちょっと疑問になるのが施肥設計における炭素率の調整をどのような形で行うか?です。そうすると投入時期における土壌酸素のコントロールが必要になるのではないでしょうか。有機物を増やすことは爆発的に微生物を増やすことにもなりかねないのではないでしょうか。そのため酸素の量をコントロールして遅効になるようにすることが必要だと思います。だから耕起を減らす必要がでてきます。)
 農水省の試算では、堆肥の施用で土壌に蓄えられる炭素の量は二酸化炭素換算で約770万tで、全国全ての水田に10a当たり1tの堆肥を投入、畑に1.5tの堆肥を施用すると新たに730万tの炭素が蓄えられるとしています。これは京都議定書の削減目標の1割に当ります。植物は光合成で二酸化炭素を吸収しているので、この植物を土壌に鋤きこむことで、植物に有機物として含まれる炭素の多くは微生物の分解により二酸化炭素として放出されるが、一部は長期に亘り土壌中にとどまるので、結果として二酸化炭素の放出を減らすことになります。カナダでは不耕起栽培などにより年間100万tの削減ができると見込んでおり、これは排出排出削減目標の3割に当ります。日本は2013年からの第2約束期間で農地を二酸化炭素の吸収源として選ぶとしています。

大豆の不耕起
 前作で大麦を栽培して未熟なうちに刈り取って圃場に敷いて、大豆を不耕起栽培するもので、東北農業研究センターの研究では3年連作しても収量はほとんど変わらないとしています。試験では二酸化炭素が炭素換算で1ha当たり年間で660kg土壌に蓄積されたが、温室効果ガスの一酸化二窒素は炭素換算で20kg放出されており、差し引き640kgの温室効果ガスを土壌に蓄積したことになります。大麦を敷かない場合では温室効果ガスが300kg放出されたとしています。日本農業新聞の試算では全国の大豆生産(07年13万8300ha)を大麦を敷く方法にすると二酸化炭素換算で年間32万5000tの温室効果ガス排出を減らせるとしています。日本農業新聞より

カーボンオフセットメロン
 青森県つがる市ではカーボンオフセットメロン栽培が行われています。これは木炭を圃場に鋤きこむことでメロン栽培で出る二酸化炭素とを相殺する試みです。木炭を10a当たり550kg(CO2換算で1360kg)圃場に鋤きこむことで、メロン栽培で排出される二酸化炭素量400kgを上回る690kgの二酸化炭素を削減するものです。木炭の原料は間伐材や廃材などで放置すれば、いずれは分解されて大気中に二酸化炭素を放出するものです。木炭は粉にして畝を立てる前に圃場に鋤きこみます。この方法で栽培すると木炭による土壌改良の効果でメロンの生育にも効果があるそうです。日本農業新聞より


みんなの地球を守りたいですね。

参考HP
独立行政法人 国立環境研究所(地球環境研究センター)

国立環境研究所

地球温暖化影響・適応研究委員会

気象庁

文部科学省:地球温暖化を阻止せよ

NHK:地球データーマップ

独立行政法人 環境再生保全機構

IPCC第4次報告書概要(PDF)

地球温暖化の予測 気象庁

林野庁

平成21年1月3日




コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
recommend
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす (JUGEMレビュー »)
森山 晃嗣, Gary F. Gordon, ゲリー・F. ゴードン
ミネラルの大切さが解かります
recommend
免疫革命
免疫革命 (JUGEMレビュー »)
安保 徹
交感神経と副交感神経の関係がわかります。
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM