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黒字倒産

目次を作りました。順番に見てね


黒字倒産
 TSRによると今年に入って発生した負債100億円以上の倒産のうち、黒字倒産がなんと56.6%も占めるそうです。
これは損益と貸借が乖離した経営をしていると起こります。当期の利益は出ていても、経費外での資金支出が多いと収支は赤字になります。損益が黒字で収支が赤字。これが黒字倒産です。大きな企業でもこのような経営をしいているのでしょうか? 不思議です。収支だけを考えた経営では主婦は凄いですね。主婦は給与明細より実際に掌に乗っているお金で家計のやりくりをします。銀行からの借入はご法度です。企業では投資過多になったり、借入金の返済が多いと、いくら収益があっても倒産します。例えば利益が1000万でも支払いが1000万あれば、資金不足となります。これは利益に対して税金を取られるために、税金を払った分だけ資金が足りなくなるからです。返済でも同じことが起こります。税引き後の資金がそのまま使える状態で残っている金額より返済金額の合計が少なくなければ、資金ショートします。例えば税引き後で1000万あったとして、配当などを支払うと、当然その分資金は減ります。しかし、配当は費用とは関連していないので、その分勘違いがおこります。このように費用に関連しない支出のことを費用外支出金といいます。ここで返済金を例にとって必要利益を求めて見ます。必要利益とは費用外支出を賄う為に必要な利益です。
例)返済金800万  減価償却200万  利益700万 税率40%とすると
減価償却は非資金的費用(資金支出を伴わない費用)なので、お金は残っていることになります。そうすると返済金は800万なので800万から200万を引くと600万が利益からの支出となります。利益は700万あるので返済が出来ると思うかも知れませんが、税金が引かれるので、返済する資金が足らないことになります。
ここで返済金の残り600万を返すのに必要な利益(税引き前の利益)を算出してみます。税率を40%として考えると 返済金600万÷(1−税率0・4)=1000万となります。つまり実効税率が40%の時に残りの600万を返済するのに必要な利益は1000万ということになります。

検証
 必要利益1000万 支払う税金の額は1000万×0・4=400万
手元にのこる利益資金は1000万―400万(税金)=600万
費用で支払っていないお金(減価償却費)は、200万
手元に残る資金は、税金支払後の利益600万と費用で支払っていない額(減価償却費)200万、つまり600万+200万で800万が税金支払後に手元に残る資金となります。そして、そのうちから返済金800万を支払うので、800万(手元資金)―800万(返済金)=0となり、借金が返せることになります。つまり利益が1000万以上ないと黒字倒産になる可能性があるということです。        

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