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能力と脳力(コンピテンシー)

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能力と脳力
 何事にも思考の元になるのは、「知識」です。しかし、その知識も使わなければ意味がないものです。いかに上手く使うかが「能力」です。私は「のうりょく」には二つの「のうりょく」があると考えています。一つは「能力」もう一つは「脳力」です。一般的に使うのは能力のほうですが、では、どのように「のうりょく」を捉えているのか、考えていきましょう。
 まず、能力のほうですが、これは知識判断としての能力です。物事を判断するときに今までの経験とか、本で読んだ知識から答えを出していきます。しかし、この能力にはやや問題が残ります。例えば職場などで部署を変えてもいい結果を導くことができるかということです。また、大きな壁にあたったときに、どのように回避をして、それを乗り越えていくか、経験してないことや知識として蓄えられていない事項については答えを見つけるのに苦労します。このように考えてみると、この能力は過去の実績の評価能力です。能力がないひとでも、たまたま売れたとか、たまたま良いお客が付いたとか、たまたま良い部署にあたったとかいう場合でも、結果主義の能力では高く評価されます。
 しかし、もう一方ののうりょく「脳力」は考える力ののうりょくです。これは知識の活用のレベルの高さを表すものです。以前、使い方と使い道について話しましたが、使い方は操作ですが、使い道は活用です。のうりょくでいうと前者が能力、後者が脳力です。頭がいいのと切れ者も同じ考えです。脳力は、自分が置かれている環境が厳しくなっても、成果を上げることができる能力のことです。どんな状況下でも物事を冷静に判断し、客観的な思考で未来を予測することができることが脳力には求められます。同じ能力でも、先を読むことのできる能力(不測の事態の予測対応能力)と今のことしか判断できない能力(結果主義的な能力)があると思えます。また、脳力には頭の中に多くの知識の引き出しがあり、その引き出しを何通りにでも組合わせすることが可能なので、多くの選択肢を用意することができます。選択肢が多いほど可能性も高くなります。一つの可能性にかけるのでなく、他方向から、いろんな角度で考えることが、可能性を大きくします。このように脳力は、環境に左右されずに、選択肢を多く持つことができる能力のこといいます。英語ならば「コンピテンシー」ですね。
 最近よく聞いた言葉に結果主義とか能力給とか成果主義とかききますが、これらには、この脳力は属していません。脳力ではプロセスが重要であるからです。確かに成果につながらない場合もあるかもしれませんが、確立の低い成果より確実性の高い成果の方が、能力的には勝っているのではないでしょうか。成果主義における能力評価では、能力を測るほうの能力が問題になります。査定をする人間の能力が低いと結果しか評価しなく、次の成果に結びつく成果は評価対象から外れることもありえます。
 簡単に話すと能力は、自分だけの力でなく他力本願的な力もあります。これに対して脳力は、自分の思考の中から生み出していくものです。また、脳力には予測が必要です。今から起きるであろうことを、何手先まで予測するか? これが勝敗の分かれ道でもあるわけです。                           
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