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地球温暖化No14

目次を作りました。順番に見てね


地球温暖化N014
平均気温
平均気温3℃の上昇
 平均気温が3℃上昇すると、温暖化の影響ははかり知れないものがあります。環境に対する問題以外に生命の根幹に関する問題が生じてきます。それは農作物に対する被害で食料がかなり不足するじたいになりかねません。植物の生長には光合成が不可欠ですが、光合成は二酸化炭素と光と水で行われます。その二酸化炭素が増えるのですから植物にとっては逆に光合成が活発になります。二酸化炭素の増加は植物に施肥効果を齎すことになります。しかし、他の肥料成分であるリンや水などの供給も増やさなければなりません。結果として農作物の増産はそれほど期待できないものです。また地域によっては条件が悪化する為、地域的な飢餓が増えることになります。特に低緯度の乾季のある地域ではたとえ1℃程度の気温上昇でも飢餓のリスクは高まります。
世界的にみても温暖化により産地は北上しますが、全ての地域が農業に適しているともいえないし、新たに農業の基盤整備も行わなければならないので、産地の北上は農業の見直しをせまることになります。また、米は気温が40℃を超えると受粉しないため、日本では米不足が生じるものと予測されます。
IPCCの第4次報告では「世界的には、地球の平均気温が1〜3℃の幅で上昇すると、食糧生産可能量は増加する。しかし、3℃を超えて上昇すれば、世界の食糧生産可能量は減少に転じると予測する」としています。

 2060年の日本の主食である米の栽培は、温暖化の条件下で最大収量を得る為に関東及び北陸の沿岸地域以西では栽培時期を遅らせ収量の維持を図り、東北や北海道では栽培時期を早めることで収量の向上を図る必要が出てきます。しかし、このような対策を講じたとしても収量は全国で10%程度減少すると予測されています。

A2シナリオでの2070年代の米の収量

IPCC A2シナリオに基づく2070年代での地球温暖化状況化での米の収量変化推定の一例
現状のまま適応策を取らないケースを想定し、1990年代の平均収量との差を示している。
気象庁大気海流大循環モデルの出力結果と、12990年代の気象状況から疑似温暖化法によって作成した気象シナリオを利用した。

出展:地球温暖化影響・適応研究委員会(p10)





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