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地球温暖化No12

目次を作りました。順番に見てね


地球温暖化N012
平均気温
 単純に平均気温が0.6℃上昇したとしても、その影響は計り知れません。地球温暖化でまず知っておかなければならないことは「平均」という言葉のまやかしです。例えば高速道路を時速100kmで走行したとして、200km離れた地点の到着時間は2時間とはなりません。これは実際の走行に際して上り坂やカーブ、遅い車など様々な影響を受けるので、平均時速で考えると80km程度になったりします。時速100kmというと常に100kmで走行しているように思いますが現実は違います。平均時速100kmと単に時速100kmとでは、まったく別な世界のことになります。平均という言葉には、かなりの重みがあります。平均気温0.6℃の上昇で日本の夏の気温は40℃を越えたりします。たかが0.6℃ではなく、0.6℃もここ100年で気温が上昇しています。今の温暖化の影響は0.6℃の上昇で起きています。その影響は今後も広がってきます。

気温上昇の恐怖
平均気温1℃上昇の影響
 健康被害で懸念されることは感染症の拡大です。感染症は蚊を媒体として起こります。そのなかでも、マラリア、日本脳炎、テング熱、西ナイル熱などが拡大、北上してきます。
マラリヤやテング熱、西ナイル熱などは熱帯の地域で発生していますが、マラリアを媒介する「ハマダラカ」は赤道付近に分布していますが、温暖化により中緯度の地域へと広がりつつあります。中緯度に移動した蚊も従来ならば冬を越せず死滅していました。しかし、温暖化の影響により越冬する蚊が増えてきます。これはすでにアメリカで起きている現実です。日本では国際空港周辺で蚊を採取して感染症の分析を行っています。現在のところ日本国内では蚊の媒介での感染症は発生していません。
現在マラリアに感染する人は毎年3.5億から5億人いると報告されています。イギリスの研究報告では1990年レベルから気温が0.8℃上昇すると、マラリアの感染者はさらに1億から2億人増加すると予測しています。
マラリアを媒介するハマダラカは日本には4種類生息していますが、現在のところ体内にマラリアの原虫をもつハマダラカはいない模様です。また、テング熱を媒介するヒトスジシマカは1950年代は栃木県が北限でしたが、現在では秋田まで確認されています。2035年には青森まで拡大すると予測されています。


ハマダラカ               ヒトスジシマカ

 感染症はほかにも水から起きることがあります。赤痢やコレラの感染は日本国内では起きていませんが、江戸時代など河川に流れ込んだ赤痢菌が東京湾に出て菌が仮死状態で眠っており、海水温が上昇すると復活する恐れがあるなど、様々な憶測があります。

参考:しのびよる感染症  地球データーマップ






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