<< 給与 役割と分配 | main | 中央市場法改正 >>

今後の社会と農業-7

目次を作りました。順番に見てね

今後の対応を考える 
 以上のような世界の食の現況、国内農家の現状、社会の状況を踏まえて今後の農家のあり方をどのように考えていかなければならないのでしょうか。その問題点を考えてみますと
\こΔ膨麺僂垢覿チ萠呂鬚弔韻襦弊源瑳埆蠧世鯀やす)
∋続可能な農業をする(繰返し使える土壌作り、農業後継者の育成)
4超に配慮したゼロエミッションを行う(循環機能を持った地域環境整備)
が挙げられます。
では、各項目に対してどのような対応が必要なのだろうか。
低単価、付加価値からの両面から考える
環境と農業人口との面から考える
循環型社会の形成と廃棄ゼロを考える

 以上のような対応を考え具体的な方法はどのように行えばよいのだろうか。

\こΔ膨麺僂垢覿チ萠呂鬚弔韻
生産者所得の向上
 今後の食を農業が支えていくことを考えるならば、農家の所得向上を図らなければ持続可能な農業は困難であるとともに競争に勝つための資本投下も無理である。その為には世帯全体の所得を上げるのではなく勤労者一人当たりの所得を向上させる必要がある。

低単価(コスト削減)による競争力の向上による所得の向上を図る
経営の効率化
 農業を発展させていくためには経営の効率化が必要であり、その分析をするために経理システムの導入を考えていかなければならない。また、経理の導入に従い経費の分析を行い費用の洗い出しを行い、削減をしていかなければならない。この場合、削減可能経費と削減不能経費とに分け且つ使用量の削減か効率の向上か、仕入交渉など削減の方法を策定していく必要があります。

流通
 生産者所得を増やす為には間接的な経費である流通経費及び販売経費を削減する。流通コストの削減では利益にあった距離の範囲内でのマーケティングを行う。また、輸送手段の検討によって輸送コストを削減する。販売コストでは不要な仲介業者を排除する。つまり商品流通経路を5段階から4,3,2段階へと減らしていく。

産地
 土地使用の効率化を検討する。土地を集約して作業効率を向上させる。二毛作・二期作を実施する。耕作方法を確立し付加価値をつける。

付加価値をつけることにより差別化商品を開発する
付加価値の向上
 どのような付加価値をつけるのか検討する。希少価値のあるもの、安全なもの、安心なもの、美味しいもの、サービスによるもの、などで商品の差別化を行い商品価値の向上を図る。その為には消費市場のマーケティングを行い、消費ニーズを1本化(テーマを絞込み)する。

開発
 テーマにあった商品を開発するため新技術の研究及び開発を行う機関と提携する。時間、経費の削減のためTLOを利用した商品開発を考える。農業という業種を考えるならば産地近郊の研究機関を検討する。

鮮度保持
 購入の動機付けの第一条件は美味しさです。美味しさのもとはなんといっても鮮度です。生鮮物で鮮度の落ちたもの高くは売れません。消費者の指示を得るには鮮度の保持を考えなくてはなりません。鮮度こそが顧客満足の第一条件だと考えます。その為には産地近郊に売るか消費地に近い産地を開拓するか、輸送手段を検討しなければなりません。それ以前の問題としては中間業者の排除による流通の高速化と在庫の削減です。

∋続可能な農業をする
 再生可能な環境を整える
 水資源の確保
 持続可能な農業をするには繰返し使える土地が必要です。世界の環境を考えると 第一の環境保全は水の確保です。農作物1kgを作るのに水は7t必要だとされています。しかし今日の日本においても地下水の枯渇、異常気象による水資源の不足、水質汚染など様々な水の問題を抱えております。狭い国土に於いては逃げる場所はありません。その為には将来の土地開発を踏まえたとこでの産地開拓が必要です。

土壌の整備
 今までのように化学肥料を大量に投入した土地では次第に農作物はできなくなってきます。その為さらに強い化学肥料を使うといった悪循環になってしまいます。そのようなことがないようにするために土壌から再生していかなければなりません。土壌再生には自然から作った堆肥を投入し微生物の棲める環境を作り微生物による土地の活性化を図ることが必要です。

農業後継者の育成
 農業人口の維持
 近代化する社会とともに人々の生活様式も変化してきています。特に若年層での生活スタイルは様変わりしてきております。この様ななか就労形態も変化してきておりますが農業は特に変化することなく来ております。その為か就農者は少なくなってきております。世界人口が増加する中、生産者人口が減ると供給不足に拍車がかかる恐れが発生します。

働きやすい環境の確保
 農業は所得と職務内容を比較した場合、普通の勤労者と比較して重労働である事が分かる。このような環境を改善して職務にあった労働の対価を提供できるようにしないと今後の農業就労人口の増加は見込みにくいと思う。環境の改善には作業効率の向上を図るべく生産機械の導入及び資本の注入を行わなければならない。また、収穫を上げるような新商品の開発も必要である。
 これとは逆の考え方では農業の就業人口が減少しても生産高を維持できる手法の研究も必要となってきます。これには2つの方法が頭に浮かびますが、一つは品種改良や遺伝子組み換え商品などで収穫量の向上を図るものであり、もう一つは野菜の小型化で収穫高(金額)の向上を図るもので野菜自体を小さくして品質や栄養素を落とさなければ販売が落ちることはないと思います。小さくすることにより単位面積あたりの売上高は増える事になり、重量物の減少から労働生産性は向上するものと予測できます。現実的にミニトマトなど小型化野菜の支持が高いので面白いと思います。

4超に配慮したゼロエミッションを行う
 廃棄ゼロを目指した環境作りでは他業種に亘り廃棄物をリサイクルするシステムを構築しなければなりません。リサイクルできる要素は化学物質などの環境ホルモンの影響がないものでなければ農業としては使用できません。自然における循環では家畜のし尿を肥やしとし、畑でできた規格外品の利用法を検討して廃棄ゼロを考えなくてはなりません。このような廃棄ゼロは資源の有効利用のほか経営の効率も上げる事になります。自然のものを活用するという事は環境を破壊する行為でなく、自然を作るという行為になるように結び付けていかなければなりません。その為には地域に密着した経済活動を行い村単位での取り組みとしていかなければなりません。



ワールドウォッチジャパン環境問題へのリンクです
               
目次を作りました。順番に見てね


コメント
農業人口の維持は不要であり、逆に減らしたほうが良いと考えます。
なぜなら、収入を増やすには、国内農産物の単価が上昇しそうにない現実を考慮するならば規模の拡大しかありません。
狭い日本で規模を拡大するには、農業人口を削減しつつ一軒あたりの耕作面積を拡大して効率化を図るのが良いと考えます。
  • 製造業社員
  • 2010/11/11 2:17 AM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
recommend
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす (JUGEMレビュー »)
森山 晃嗣, Gary F. Gordon, ゲリー・F. ゴードン
ミネラルの大切さが解かります
recommend
免疫革命
免疫革命 (JUGEMレビュー »)
安保 徹
交感神経と副交感神経の関係がわかります。
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM