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今後の社会と農業-5

目次を作りました。順番に見てね

今後の社会と農業-5
資料  図説食料・農業・農村白書  平成13年度より
環境
 食料は石油に次ぐ戦略物資として世界経済を左右しています。食料自給率が100%を超える国は数えるほどしかなく、自給率を大きく下回る他国は国家の大動脈と言うべき食料を輸入に頼らざる得ない状況になっています。穀物輸出市場における各国の力関係はアメリカが世界の4割を超える一人勝ちの状況となっています。このことは発展途上国の人道的支援に絡めた武器制限などに大いなる力を発揮しています。2025年には世界の人口は80億を超えると推測され21世紀の早いうちに石油資源は環境問題や枯渇により国際舞台からその影響力は失ってくると予想され、穀物力は最大の影響力を持つようになります。かつての穀物戦争は種子戦争から遺伝子戦争となりつつあります。穀物は飼料としても畜産を支えることになり穀物なくしては食料の維持は出来ないのです。しかし穀物を生産するには大量の水が必要であり、この水も地球環境の変化で枯渇の危機に陥りつつ、また環境ホルモンの影響で使用することさえもままならぬ地下水等もあります。かくて水資源の権利は重要な武器となりうります。つまり遺伝子技術と水資源を抑えることが世界経済を握ることになりうることになります。

農業用水
 農業用水は農地とともに食糧生産に不可欠な要素であり、長年に亘り水利用技術の発展、確保が図られてきました。国土庁の推計によれば平成10年現在の農業用水の使用量は年間約586億m3  となっており、これは水利用の全体量約887億m3  の2/3を占めています。全国に張りめぐらされた農業用用排水路網の延長は末端支配面積が100ha以上のところで全国で約4万kmに及びます。この用水路網によって圃場へ配水されています。また使用された残りの排水は地下水や河川に還元され工業用水や生活用水へ循環利用されています。渇水時などには農家で水路を見回り、番水管理を行い用水の反復利用等を強化しています。このように長期に亘って地域てきな役割を担ってきており、今後も更なる水利用に期待がよせられています。


地球環境
 人類の生存基盤として地球環境の破壊は地球上生命の危機的状態をもたらそうとしています。現実的に地球の温暖化は様々な環境異常をもたらし世界各国で砂漠化や洪水、海面上昇といった被害をもたらしています。また、人間が作り出した環境ホルモンは人間のみならずあらゆる生物の生態系にも悪影響を与えております。人類の持続を考えるのならばこれらの問題は解決しておかなければならない重要な問題です。この解決に向けて世界各国が取り組む責務があり1992年リオデジャイロで開催された「環境と開発に関する国連会議」では国際的取組みが討議され、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極的な目的とした「気候変動に関する国際連合枠組条約」と地球上の生物種、生態系及び遺伝子の多様性の保護を目的とした「生物の多様性に関する条約」の署名が行われました。
「気候変動に関する国際連合枠組条約」については先進国等の温室効果ガスの削減義務を定めた「京都議定書」が97年に採択され01年にその運用ルールが合意されました。「生物の多様性に関する条約」では遺伝子組み換え生物が生物多様性に悪影響を与えることがないよう、それらの輸出入等に必要な手続きを定めた「バイオセフティに関するカルタヘナ議定書」が2000年に採択されました。2002年に南アフリカのヨハネスブルクで「持続可能な開発に関する世界首脳会議」が開催され各条約の議定書に関する取り組みが進められている。

 我々人類は経済を優先するあまり環境の問題は今まで置き去りになってきました。しかし現代においても発展途上国では今も経済優先は変わっておらず、先進諸国だけ経済発展をし、急に環境問題を提議することへの不満もおきています。現在でも高収穫を実現する為に森林を伐採し、焼畑を行ない、化学肥料の投入を行なうことにより環境破壊に拍車をかけることにもなります。また、センターピポットなどにより地下水の枯渇、河川の枯渇や塩類集積、土壌劣化、ウォーターロギング(農地水没)、ガリーエローション(土壌浸食)、風食、砂漠化など様々な弊害が過去に起こっています。これらのことは過去のものではなく現在も進行している出来事のひとつなのです。      



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