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産地契約No5

目次を作りました。順番に見てね


産地契約No5
契約の内容の意味
 今までの契約は、何をどうするとかいった取決め事項の確認でした(裁判用)。しかし、それだけではプロジェクトは成功しません。プロジェクトを成功させるためには契約を仕事に変換しなければなりません。
今までの契約:契約=取決め事項
今からの契約:契約=仕事
 直接的に農業生産に参入する契約では、今までの取引契約ではなく、サプライチェーンの構築を考えたなかでの契約で、商取引というよりパートナー契約であり、一つの仕事を共有する契約となります。
 契約の内容が商取りから仕事へと変わることで、条件の考え方も変わります。商取りでは相手に対する条件付けでしたが、仕事では条件克服となります。条件克服とは目的を達成するためにクリアしなければならない関門です。つまり、この契約の趣旨を理解して、最終的な目標をみんなで達成しようというものです。目的が明確になることで、しなければならないことも必然と見えてきます。商取りでは、漠然に納品をするだけでしたが、そこに新たな目標を設定することで、一つの仕事として垣根を作らない契約となります。また、その条件は契約者相互間での提示ではなく、消費者からのニーズという見えない条件の克服です。消費の立場に立った現在の流通への挑戦です。

産地生産契約の意義
 では、なぜ産地生産契約なのでしょうか? 産地生産契約での目的は、消費者と産地商品を結びつけることです。その結び付けの度合いのレベルを如何に高くするかということも課題です。結び付けのレベルを高くするということは、お互いの関係を信用から信頼へとレベルを上げるということです。
 産地生産契約の意義は、信頼を相互に構築するというところにあります。信用を得ることで初めて継続的な流通が可能となり、継続的な流通のおかげで信頼が生まれてくるようになります。信頼とはお互いの行動の上に成立するものです。つまり、生産者とか中間業者とか消費者とかいった垣根を取り除いたところでの関係構築が継続的に成り立つ仕組みのことです。

産地生産契約の信頼関係
 産地契約を直接的な生産契約として行なう場合、今までの契約と違う点は趣旨にそったトレサビリティによって、安全・安心の役割分担が明確に出来ることです。役割分担の明確化は責任の認識となります。生産者は消費ニーズに応える安全性を実行し、販売業者はその安全性を実証し、消費者にきちんと伝えることが責任となります。説明が不十分だと納得して消費者に購入してもらえません。つまりお客の支持が得られにくいことになります。産地生産契約では、それ自体が説明となります。つまり、そのような仕組みを作ることにより、その仕組みを消費者に活字で見せることで、消費者は生産から販売まで一体となった取り組みであることを認識することが出来ます。その認識こそが言葉の説明ではなく、組織的に行っているという安心を消費者に与えます。このことは取り組みに対する評価としての信用となります。その信用から支持を得て消費行動となり、継続的な供給を行うことで、これなら大丈夫という現実の信用である信頼へと変わってきます。一旦構築された信頼関係は崩れにくく、消費者はそのまま支持者へとなります。つまり一元客ではなく、固定客としての結びつけが出来るわけです。




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