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退職金と暖簾分け

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退職金と暖簾分け
 2012年3月に企業の適格退職年金制度が廃止になり、各企業はその制度運用を変えなければなりません。移行先としては中退共やK401、更には退職金制度の廃止など様々です。そこで思うのですが、退職金ってそもそも何なのか?ということです。
 現代社会では退職金はもらえて当たり前だという感覚が強いのですが、特定の公務員の退職金が高額であるのに対して中小企業では退職金すらないところもあります。果たして退職金って何なのでしょう?
 その昔、商人は丁稚奉公して一人前になると、店主から独立を許されて、その店の名前を使わせてもらうことができました。このように店の名前を分けて使うことを暖簾分けといいます。昔は暖簾に店の名前が書かれており、それを入り口にかけていました。お客さんは最初に、その店の名前の入った暖簾をくぐり、店内へと入っていきます。暖簾はその店の顔であり誇りであり、信用です。その暖簾を分けるのですから店主からの信望は厚いものがあります。そして暖簾分けの時に必要なのが店を起こす資金です。この資金を店主は暖簾分けの祝い金(今までの奉公に対する対価)として、援助しました。この暖簾分けの支度金が、退職金のもとです。時代の流れとともに退職金というものが一人歩きして、当然の権利として扱われるようになりました。
こうして考えると暖簾分けをしない者に対して退職金を支払う必要があるのでしょうか? 退職金制度を作ることで企業は人材の確保がしやすくなり、勤めるものにとっても老後を心配せずに暮らすことができるようになりました。退職金が暖簾分けと同様に今までの奉公に対する対価であるという考えからすると納得できるものです。しかし、退職金を貰う資格に該当しない人も出てくるわけですが、これは能力ある人もない人も皆で会社を支えあってきたというふうに考えると金額に差をつけて支払われることで解決できます。退職金制度のない会社は、暖簾分けを出来ない会社とでもなるのでしょうか。
バブルが弾けて能力給制度になり、更には退職金の前払いという形で給与に組み込むところも出てきました。このまま経済が悪いと何れは退職金制度という考え方はなくなってくるのではないでしょうか? 

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