<< 常識と一人暮らし | main | 常識と規則 >>

土壌劣化No5

目次を作りました。順番に見てね


土壌劣化と有機農業NO5
塩類集積
塩類集積の原因
・乾燥地または半乾燥地において 降水量よりも蒸発散量が凌駕する地域で、塩基類の供給量が多く、且つ 大量の灌漑水の利用で地下水位が高くなったところに出現する。
・地球上の陸地に分布する塩類土壌地帯は恒久的に塩類土壌となっている。
・季節のある時期に限って出現する地域がある。
・耕作地においては、化学肥料の投入過多による蓄積。
・水か乏しい地域では、使える水が塩水しかなく塩水灌漑を行っているところがある。
・施設栽培等で適切な肥料設計、水利用が行われていない場合。
 などなど

塩類集積の対策
 土壌に塩類が集積されると作物の水分の吸収を妨げたり、生育障害が発生したりするようになります。圃場の生産能力を維持するには、塩類お集積を招かないようにすることが大切です。そのためには土壌の管理を適切に行うために土壌診断と処方を検討して適した量の肥料投下が必要です。

対策
・有機肥料中心の農業を確立する
土壌診断も行わずにただ単に化成肥料ばかり頼った栽培では、土壌の劣化を招きます。有機肥料(完熟堆肥)の施用は、このような危険性を低減してくれます。完熟堆肥は土壌中に残留するような副成分をほとんど含まないので、連用しても塩類障害を引き起こす危険性は少ないとされています。一般的に有機肥料の投入量は年間10a当たり3〜5トンが適当であるとされていますが、投入する堆肥にも肥料成分が含まれていますので、土壌診断と組み合わせた施用が必要です。
 堆肥の作成においても藁等を餌とする家畜の牛、馬の糞は特にカリの含量が多いので、過剰投入によってカリの集積を起こす危険性があります。また、草木を焼いた灰などはカリ含量が多いので圃場で焼却し鋤き込むと、カリ過剰となる恐れもあります。
 
・施肥設計
 土壌診断と施肥設計を行うことで、化学肥料の適切な施用をすることができます。土壌劣化や健康被害の心配とされることは、過剰投入なのできちんとして処方をすることで、最適な環境を作ることが出来ます。また、N・P・Kのみばかりでなく石灰・苦土・カリとのバランスをとることが大切です。施肥設計は過剰な成分の肥料を抑えることで、土壌劣化を防ぐものです。

・クリーニング作物の導入
 肥料成分の吸肥力の強い作物を導入することにより、土壌中の過剰肥料を軽減させることができます。この吸肥力のつよい作物のことをクリーニング作物と言っています。クリーニング作物には、ギニアグラス、ソルガム、トウモロコシ、ソルゴー、シコクビエなど肥料成分の吸収率が高い作物が利用されますが、除塩効果が最も高いのはトウモロコシです。土壌の改良にはクリーニング作物を無肥料で栽培し、肥料成分を大量に吸収した作物を収穫して圃場から取り除くことで塩類の軽減が出来ます。




コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
recommend
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす (JUGEMレビュー »)
森山 晃嗣, Gary F. Gordon, ゲリー・F. ゴードン
ミネラルの大切さが解かります
recommend
免疫革命
免疫革命 (JUGEMレビュー »)
安保 徹
交感神経と副交感神経の関係がわかります。
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM