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近未来流通2008-9

目次を作りました。順番に見てね


近未来流通2008-No9
様々な影響による流通変化
10、自給率の低下の影響
 自給率の低下というと輸入に対するものと考えがちですが、果たしてそうでしょうか?
原因について考えて見ますと
1、 消費が多いため供給が間に合わなくなり輸入物が増えた。その結果輸入が活発になり
   国内生産が落ちてきた。
2、 消費そのものが鈍いため、価格的優位な輸入物を入れることにより、消費を活性しようと
   した結果、自給率が低下した。
3、 販売会社が利益を拡大するために、輸入の扱いを増やしたため、国内産が低迷してき
   た。
4、 社会構造の変化により、低所得者層が増えたために、単価が優位な輸入が増えた。
5、 食の変化の欧米化により、野菜摂取量が減少し、肉類が増加した。しかし、肉類の単価
   が高いため安いものを求めるようになった。総じて食費が高くなり安いものを求める傾向
   が強く表面化し、国内生産が減少してきた。
6、 農家の少子高齢化が進み、社会的にも核家族が構成されて、農業従事者が減少するよ
   うになり、生産がおぼつかなくなった。
7、 農業所得の向上ができず、生産意欲が低下した。

 などなど考えられますね。

 以上のようなことを検討してみると、自給率の向上には二つのことがポイントになってきます。一つは、「消費の向上」です。消費自体が活性しないと、いくら作っても過剰となり値引き競争となります。もう一つは、「生産所得の向上」です。作る側の所得が向上しないと、誰も儲けの少ないことには手をだしません。このように自給率の低下は流通自体を減速させることになります。

11、減反政策の影響
 世界が米不足で苦しんでいる中、日本国内では米は過剰となり、米価は低迷して生産者の収入が減少してきております。政府はこのような自体を避けるために減反調整という生産調整をおこなっています。しかし、このことは世界の食糧危機とは反する行動で町村官房長官が減反政策の見直し発言をしましたが、生産者からは死活問題として論議を呼びました。稲作は食料供給以外にも治水や自然環境の維持に貢献しています。現在では田舎で減反が進み昔ながらの日本の田園風景が見られなくなってきています。自然は子供の成長にも大きな影響を与えます。減反を行ったとしても、問題はその後の活用です。活用のないまま減反を行うと耕廃地の増加を促すことになります。また、農業従事者の今後の減少を考えると、減反は稲作の減少を加速させることになりかねません。疎すると結果的には消費の米離れが加速することになり、なお更自給率は低下することになります。





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