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近未来流通2008-8

目次を作りました。順番に見てね


近未来流通2008-No8
様々な影響による流通変化

8、貿易の自由化の影響
 WTOは貿易の自由化を進めていますが、一方では輸出の制限という矛盾したものになっています。日本国内では一部の作物の助成や補助金が打ち切られ、成り立たなくなっている作物生産もでてきています。自由貿易になると内外格差の影響がもろに生産者にかかるようになってきます。物価の高い国とそうでない国とは必然的に生産単価に違いが出ます。また土地の規模や生産方法、農業人口によっても生産価格には差が生じます。これを一概に自由化するとどういうことになるのでしょうか? 現在は輸入物に政府が税金をかけて調整をしていますが、純然たる競争理論によって貿易を行うと、国内の生産者はかなりの打撃を受けることになります。
 日本は技術立国であるので、貿易においても質という面で高い評価を得てきました。しかし、その反面価格競争になると弱い面を持っています。現代の貿易は良いものを安く作るという形に代わってきています。それは各国の技術レベルが向上してきているからだと言えます。このように質の良いものが安く国内に入ってくるようになると、日本の生産業はダメージを受け次第に淘汰されることになります。このようなことにならないためには、「価値」の見直しを行う必要があります。商品を値段で売るのではなく、「消費価値」にあわせた価値を売ることが必要です。安全安心を売る場合は、多少高くてもその価値を認めて消費者は購入してくれます。消費価値が単価の場合は、量的な勝負となりますので消費の向上が条件となります。今一度価値の流通についての検討が必要だと思います。

9、市場の自由化の影響
 卸市場が自由化になるとどのようなことが起きてくるのでしょうか。
一、 競争が激しくなる。
二、 市場同士の共同化が進む
三、 市場格差が出てくる
四、 地方格差が出てくる
五、 市場離れが加速する
などなど、考えられます。
市場経由率は
 平成元年   82.7  野菜85.3  果実78.0
 平成17年  64.8     75.4     48.6
となっており、現在でも経由率は低下を辿っています。その原因としては、産地との直接契約にあります。貿易の自由化が迫られる一方で、量販店は安全な商材を確保するために産地契約を活発に行ってきています。このように自社プランド化が進められています。ブランド化の推進は、市場外取引を拡大することになります。市場はこの様な動きの防衛策として、市場の商品のブランド化を推し進めていくものと予想されます。また、卸ではブランド化を進める一方で、市場外流通の市場内取り込みを行うために、市場の物流センター機能の開放を行っていくのではないでしょうか? このように市場の自由化は、ブランド化と物流サンター機能の向上を求めてくるのではないでしょうか?





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