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生育診断4

目次を作りました。順番に見てね


土壌の仕組み
生育診断4
トマトは腋芽の養分濃度で
 トマトでは実がなってくるときの生長点=腋芽(エキガ:茎や枝の葉の付け根にでる芽)の養分濃度を測ります。この腋芽の養分濃度は5度がベストな状態です。これはピーマンなどの果菜類でも共通します。養分濃度3とか2では窒素不足による樹勢低下で、実の肥大は悪く、着色も良くありません。逆に7度もあるようだと未消化窒素がたまった状態で、花は実をつけることができず一段全部とんでしまうことになります。2段3段ととんでしまう場合は、着果負担がないので腋芽の養分濃度は10度までどんどん上がっていきます。窒素過多の土壌ではものがとれなく、側枝の養分濃度が高くなります。
 ツルや腋芽の養分濃度が2度とか低い場合は養分濃度を5−2=3度(10aあたりに必要な窒素成分kgと見ていい)上げるようにするには、窒素を3kg施せば養分濃度は5度にあがってきます。逆に7度の場合は7−5=2、10aあたり2kgの石灰と苦土とカリを施して窒素追肥を控えるようにします。また追肥ばかりでなく葉面散布を併用することでも成果を上げています。例えばN-P-Kが7・4・4と6.8.2の液肥がある場合では、養分濃度が低い場合は7・4・4、高い場合には6・8・2でリン酸を効かすというよう使い分けます。


苗の養分濃度
 苗の養分濃度は根と生長点がともに5度あれば、下葉から上葉へと5度を持続できる力を持っています。この状態のとき活着力が強く、定植して3〜5日で活着します。養分濃度が3度だと活着に1週間かかり、1度だと活着に2週間ないし枯れてしまいます。苗の養分濃度をいい状態にするのが仮比重0.2、炭素率15〜20の堆肥です。土:堆肥を7:3の割合で混ぜたものを鉢上げ用度に使うと葉も根も養分濃度が5度ある丈夫な苗を作ることができます。養分濃度の低い苗を5度に上げるためには、苗ポットの土の上に堆肥を置いて水をかけてやることで1週間程度で養分濃度が5度になります。養分濃度を5度にしてから定植を行なうことが大切です。このように養分濃度を5度にすると葉が45°にきっちり立ってきます。葉やツルの角度が45°というのが栄養状態がよく、病気にもかかりにくい健康な状態を示しています。





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