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中国の異常気象

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中国-最近の気象災害は地球温暖化が原因
China Watch 2007-5
 今年年中国で発生している異常気象の数々は地球温暖化が原因とする中国当局の見解を、ロイター通信が伝えた。夏の洪水による死者は24の地域で700人を超え、さらに推定500万人が家を失った。干ばつで800万人超が水不足に陥っている地域もある。同国は水源が乏しく、多くの人口が洪水地帯を干拓した土地に住んでいるため、干ばつや洪水が毎年のように起きる。しかしながら、これほど長引くのは異常で、こうした気象異変は今後深刻化する可能性が高いとの見方が示されている。
 中国気象局予測減災司の宋連春司長は、「今年の異常気象の一因は、温暖化によってもたらされた異常な大気循環」だと言う。
 降雨量が平年より25%少ない湖南(フーナン)省では、120万人あまりが水危機に直面している。40℃を超す暑さに見舞われ、人工雨を降らせるための「雲作り」に乗り出さざるを得ない都市もある。中国の穀倉地帯である中部の河南(ホーナン)省も大きな被害を受けた。3月からの雨量はこの2年間で平均70%減少しており、今月はまとまった降水は期待できないと、新華社通信は伝えている。
 同じく中部の湖北(フーベイ)省は、これとは正反対の問題を抱えている。揚子江に毎秒5万1000m3の水が流れ込む非常事態に置かれていると、ロイターが報じた。揚子江が注ぐ三峡ダム貯水池の水位は上昇を続け、下流の武漢(ウーハン)を脅かすとみられる。今夏は淮河(ホワイホー)が氾濫し、数百万人が避難した。河南省や東部の安徽(アンホイ)省、江蘇(チャンスー)省に被害を及ぼし、水位は1か月後にようやく下がり始めた。

 宋司長は中央政府のウェブサイトで生中継された記者会見で、「今後はこうした異常気象が多発し、ますます顕著になるだろう。このことはすでに数々の事実で証明されている」と述べた。「わが国への影響は間違いなく非常に大きなものになるだろう」
この夏異常気象に見舞われているのは中国だけではない。イギリス西部では60年ぶりの大洪水が発生し、インドネシアでは豪雨による大規模な地滑りの死亡者が増加している。インドとバングラデシュでは3000万人以上が局地的な洪水や降雨の被害を受け、この8日間で150人あまりが死亡した。
 『ネイチャー』誌に掲載された複数の論文によれば、大型の自然災害は今後世界各地で頻発すると予測される。カナダ、ロシア、ヨーロッパなど北部地域の降水量増加や、北半球熱帯の乾燥化、南半球熱帯の多雨化といった気象異変の原因の大部分は人間にあることが、これらの研究で確認された。人為的気候変動は平均降水量の変化に「検出可能な影響」を及ぼすが、その動向は通常の気候変動では説明できないという。
 中国経済が急成長するなか、国際社会は工場やクルマからの二酸化炭素排出に強制的な上限を導入するよう同国に繰り返し求めてきた。同国はこれまで、経済成長が不当に阻害されるとの懸念からそうした要請を拒否していたが、近年は国内各地の大気汚染を抑制するため、さまざまな取り組みを行っている。現在、同国の温室効果ガス排出量はアメリカに迫る水準で、6月には世界最大の二酸化炭素排出国になった可能性があると、オランダの研究者が発表した。

07年の記事です。

ワールドウォッチジャパン
ワールドウォッチジャパン(08/04/15転載承認済み)




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