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食糧危機と向き合うNo12

目次を作りました。順番に見てね


食糧危機と向き合うNo12
現状
GM(遺伝子組み換え)作物
 日本ではGM作物は認められておりません。GMが登場して10年になりますが、日本以外の各国ではGMの栽培が拡大してきています。GM作物は1996年にアメリカで170万haの生産から始まり、2006年には22カ国で1億200万haまで成長しています。この10年間で60倍に拡大し、その規模は日本の農地の23倍に匹敵します。現在でもアメリカのダウ・ケミカル社、スイスのシンジェンタシード社、ドイツのバイエルクロップサイエンス社といった世界の大手企業がこぞってGM作物の開発に力を入れています。世界の主要穀物の栽培面積は2006年で6億7300万haで96年と比べて3%の微増でしかありません。このことは従来の作物からGM作物に切り替わっていっていることになります。GMに対して否定的だった欧州でも拡大傾向にあり、現在のような食糧危機が起きるとGM作物の転換を後押しする形となっています。
 日本国内に流通するGM作物はトウモロコシ、大豆、菜種などで1500万トン程度です。日本国内では基本的に店頭でGM作物が並ぶことはなく、加工品にしてもGM作物の表示はないのが殆どです。市販のみそや豆腐などには「遺伝子組み換え大豆不使用」などと表示されています。しかし実際の検査によると納豆や味噌から検出されており、原料の段階で混入されたものまでは排除ができないのが現状です。また、「遺伝子組み換えでない」と表示された商品でも5%未満の範囲で使用は許可されており、醤油や油では表示の規制対象外となっています。
 現在GM作物の生産が行なわれていない国内でも、食糧危機などの問題が深刻化してくると商業生産が行なわれるようになってくる可能性があります。07年に行われた政府の検討会では、花粉症を緩和するGM米や健康に良い機能性食品、バイオ燃料の原料となる多収量のサトウキビなどに限り開発を検討しています。
 また、バイオ燃料の影響を受け、非GMの大豆からGMのトウモロコシへの転作が進み、さらに今回の食糧問題が浮上してきて非GM大豆の価格は急騰しており、商品に単価を転換できない場合は、倒産する会社も増えてくることが予測されます。

追伸
 08年5月23日の日米の会議において、日本のミニマムアクセス(MA)米の海外援助に対して、MA米を半分以上輸出するアメリカの同意が得られたとして、フィリッピンに対する支援など方針が明らかになった。このため急騰する米の国際相場の上昇に安堵感がでて、米の値上がりにブレーキがかかった状態となった。しかし、北半球での米の収穫時期までには時間があり、これから収穫が始まる南半球のオーストラリアや南米では、ひどい旱魃に見舞われており、輸出に回す米はないとすることなどにより米の在庫に買いが集中することから、今後の値下げは不透明な状況にあります。

 また、貧困国に対する食料支援については、世界食糧計画に石油産出国や各諸国からの充分な支援金が集まったとして、飢餓に苦しむ国に対する支援が満たされることになりました。   本当に良かったです。


私たち日本人は現在の飽食のあり方を考えなければなりませんね。飽食の時代との決別が必要ですね。

以上、食糧危機と向き合う・・おしまい。




参考になりますワールドウォッチジャパン
ワールドウォッチジャパン(08/04/15転載承認済み)


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