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経済の理解3

目次を作りました。順番に見てね

経済の理解3 
デフレの対応を考える
需要の減少
 需要が減少してくると製品は売れなくなる。売れないは供給者側からの捕らえ方で消費者から見てみると欲しいと思うものがないので需要が減少しているのである。つまり売れないのではなく買わないのである。ではなぜ買わないのであろうか?経済学的に考えてみるのではなくごく単純に考えてみると価値が見出せないのではなかろうか。インフレ時は供給側が価値を付加しているがデフレ時にはこの付加価値が低下して欲しくないのではないのだろうか。現実には日本の金融資産は世界でもトップクラスでありお金がないとはいい難い。ただお金を使う場所が見つからないと考える方が妥当ではないのだろうか。

価値観
 消費ニーズの多様化が囁かれるようになって供給側からの一方的な商品提供で消費者にある商品から選ばさせて買わせていたが、このことは正確には売っていたのではなく買って貰っていたという方が適切ではなかろうか。経済が成長するに連れて市場がグローバル化して協調から競争、集団から個などと言われるようになり、供給者は選択させる立場から選択される立場と代わり、消費ニーズの多様化に応じざるえなくなってきている。つまり消費者の価値観が優先される時代となってきた。

差別化
 今までの欲しいものは高価で手の届きにくいものであったが、裕福な社会では欲しい物が揃っており手に入りやすく選択の余地が出てきた。裕福な社会での購買意欲を誘うのは差別化商品であり個性のある商品である。個性ある商品とは他の商品よりも優れた性質がある商品で少量生産である。少量生産とは個人個人に適応したものでありオーダーメイド的なものであるので自ずと少量生産になってくる。大量生産される商品は市場に出回る速度が速く飽和状態になり、個性が失われてくる。

大量生産
 現代は大量生産との決別を強いられてきていると言われている。このため従来の生産ラインは変更され一人で一つの商品を作り上げるといった、質の高い生産へと変化してきている。しかし全体的な生産量は落とさずに人員の確保で生産性を向上させ、一人当たりの生産性は減少するが質が向上する分ロスがなくなり結果的には生産性は向上する。このため製品を構成する各パーツのロスが減り部品在庫が減少する傾向となるようなる。

品 質
 個性ある商品でも品質が悪ければ消費者は購入しない。良い品質の商品を提供すこが条件となる。質の良い商品とは付加価値の高い商品となる。付加価値を高めるには生産性を向上させ質の向上を計らなければならない。しかしデフレ下では実質賃金が高いと労働分配率が高くなりすぎてしまう。そうすると商品価格と質及び消費者との価値観にギャップが生じてくる。このギャップをなくし消費者との価値観を同一にするには生産性を向上させなければならない。

効 率
 デフレ経済下では生産性を向上させるのはもとより収益率が厳しい中では経費の効率も向上させなければならない。経費を削減すると質が落ちるので削減でなく効率を高めることが必要である。費用は効率の追求が出来ないので削減に努めなければならない。つまり資本効率の追求が大切であり、また必要経費までも削減すると売上はさらに減少方向へと進んでことになる。

付加価値
 付加価値の内容を見てみると以下のようになる。日銀方式の付加価値の計算は、価値を負荷する為にいくらかかったというもので、付加価値分配として捉えています。
付加価値の構成
人件費・・・・・労働分配率
減価償却費・・・実物資本分配率
賃借料・・・・・維持資本分配率   
金融費・・・・・他人資本分配率
利益・・・・・・自己資本分配率
租税公課・・・・公共分配率
上記のうち減価償却費、賃借料、金融費、利益を資本分配率といいます。

質を高めるための生産性を見てみると
労働生産性 = 付加価値 /人数
          = 付加価値 /売上 × 売上/人数
            (付加価値率)   (一人あたりの売上)

            = 付加価値 /売上 × 有形固定資産/人数 × 売上/有形固資
               (付加価値率)    (労働装備率)  (有形固資回転率)
となる。

 このように考えてみますと賃金を抑えて利益を確保するのではなく、賃金は高くても能力のある人材を起用して利益を高めることが重要になってきます。しかし、問題はその能力です。よって付加価値を高めるためにはプロジェクトチームの編成が必要になってくる。

総資本利益率 
 以上のように考えていくとデフレ時には総資本の膨張を抑えて、総資本利益率の維持と向上が必要です。                          

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