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硝酸態窒素3

目次を作りました。順番に見てね

硝酸態窒素No3
硝酸態窒素の安全基準
日本の野菜の硝酸態窒素の摂取基準値
 硝酸態窒素の野菜残留基準はありません。そのことについて農林水産省のHPに記載がありました。
農林水産省より
「 FAO/WHO合同食品添加物専門家会合(JECFA)は、1995年に ADIを体重1堙たり0〜5mg(硝酸塩として。硝酸イオンとしては0-3.7mg。)と推定しました。
ADIの推定に際して JECFAは、野菜は硝酸塩の主要な摂取源ですが、野菜の有用性はよく知られており、野菜中の硝酸塩がどの程度血液に取り込まれるかのデータが得られていないことから、野菜から摂取する硝酸塩の量を直接 ADIと比較することや、野菜中の硝酸塩について基準値を設定することは適当ではないと言っています。
このようなことから、日本には野菜に含まれる硝酸塩の濃度の基準はありません。
但し、農林水産省では(参考)一日許容摂取量の計算の考え方として、ラットに異なる濃度の硝酸ナトリウムを含むえさを2年間与え、生長が抑えられない濃度1%を換算した370mg/kg/体重/日(硝酸イオンとして)(Lehman,1958)を100で割った3.7 mg/kg/体重/日が用いられています。なお、この実験において、 病理組織検査を行ったところ、がんの発生等の異常はなんら認められていません。」となっています。はっきり言ってこれでは安全がどこまでなのか分かりません。ただ言えることは、化学肥料や農薬の過剰な投与は汚染を招き、それを継続的に摂取すると健康被害へと繋がる可能性があるということですね。

硝酸態塩がなぜ残留するのか
 窒素肥料が投入されると根から吸収し、茎そして葉へと運ばれていきます。この過程で光合成が行われると、窒素成分はたんぱく質に変化していきます。ほうれん草の場合で、露地物は秋から冬にかけて約60日間で生育します。しかし、施設栽培では温度管理などの栽培管理により露地物の半分の日数である30日間程度で収穫できます。このような短期促成栽培では、光合成が十分に行われていない未完成な状態にあるので、窒素成分は充分にタンパク質に変化できずに、硝酸態窒素として残留することになります。また、液肥を収穫前に散布すると亜硝酸塩濃度が高まる傾向にあります。また、収穫直前に追肥したものや収穫前に曇天や雨が多く充分な光合成ができなかったものなどには、残留する傾向が強くなります。

硝酸態窒素が少ない野菜
 もともとの硝酸態窒素が少ない野菜は、栽培機関を短くすることができないものです。栽培機関が長いと充分な光合成が行えるので、硝酸態窒素の含有量が少なくなります。このようなものには、たまねぎ、にんにく、馬鈴薯、メークや果菜(実のなる野菜)などで、食用部分が成長するのに長めの期間が必要だからです。しかし、化学肥料の投入過多や悪天候では状況が変わります。また、逆に硝酸態窒素が残留する可能性が高い野菜は葉菜や施設栽培の作物です。葉菜でもきちんと光合成をしているものについては残留の危険性は下がります。やっぱり、しっかりと日光を浴びた健康な野菜がいいということですね。安全性を考えると旬のもののほうが安全性が高いということになります。1年中野菜を食べられることはありがたいのですが、季節に応じた野菜が、その季節に適した野菜で、しかも美味しく、安全に食べることができます。



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