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体内環境

目次を作りました。順番に見てね

現代人の生活環境の実態
こんな環境で大丈夫?
 つい30年くらい前までは、その日の食事はその日に市場に買いに行くことがあたりまえでした。その頃の家庭では台所でまな板の音を聞くことはごく普通の風景でしたが、経済の高度成長につれ食生活も一変してきました。販売体系も市場から大型スーパーへと変わり、食品棚には日保ちする食品がずらりと並び、お菓子売場にも色とりどりの商品が並びました。今ではごく当たり前の風景です。食品の日保ちを長くするために色々な食品添加物が開発されその数は357種類もあります。その食品添加物は、国内で一年間に約50万トンが生産され、一日に約11g、一年間で約4kgの食品添加物を摂取していることになります。こんなに大量の食品添加物が体の中に入ってきているのです。その中には健康への危険性のある食品添加物も混じっているのです。危険性があるのは食品添加物だけではなく私たちを取り巻く環境にも大気汚染など多くの危険に晒されています。資料地球環境白書ほか

A,私たちを取り巻く周辺環境
1、抗生物質耐性菌
 抗生物質耐性菌の権威である順天堂大学平松教授は「代表的な耐性菌であるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)だけで年に2万人が日本で院内感染によって亡くなっている」と警告し、「その原因となる耐性遺伝子は、病院で使う抗生物質だけでなく、家畜に抗生物質を大量に使ったために発生し、それが病院に入って人を殺している」と述べています。 狭い畜舎に押し込まれた動物たちは、ストレスが溜まりやすく、その排泄により菌が蔓延しています。このような家畜は運動不足で肥えているので、体力も抵抗力もありません。清潔で知られる豚はストレスが高じると互いの尻尾をかじりあいます。動けないように詰められたにわ鶏は、自分の体重さえ支えられない場合があります。このような家畜には大量の抗生物質が使われています。動物の治療に使う抗生物質は、飼料に添加される抗生物質の10倍から1000倍の濃度で使用されています。しかし、現実にこれらの抗生物質に耐えうる菌(抗生物質耐性菌)が発生してきています。動物の体内で発生した耐性遺伝子が人の遺伝子に入ったならば一切の抗生物質は効かないことになります。
 ブロイラーでは少なくとも3種類の抗生物質が飼料に添加されています。その糞は抗生物質ばかりで、乾燥した糞の濃度はさらに高くなります。そこに繁殖する菌が耐性菌なのです。また、その糞をブロイラーが食べるので、腸内の耐性菌は超高濃度の抗生物質に耐えられるようになります。このようなブロイラーを食べるのが人間です。また、鶏ふんは堆肥として加工されて畑に撒かれ、さらに抗生物質の農薬が撒かれ、結果的に超耐性菌が生き残る形になります。このようなことは養魚場においても同じです。水産では水中の微生物が少ないので、陸上よりも水産のほうが早く耐性菌が発生します。環境NGO「食品と暮らしの安全基金」では、抗生物質の使用を減らすことが必要だと警告しています。抗生物質を減らす為には、十分な飼育スペースを確保し、太陽光を充分に取り入れ、衛生管理を行なった飼育舎を用意して健康的な飼育を行う必要があるのではないでしょうか。

2、ダイオキシン
 ダイオキシンの猛毒性はご存知だろうか?サリンの2倍、青酸カリの千倍の毒性を持つダイオキシン。ダイオキシン1gで1万人の人を殺すことができます。つい最近まで日本ではごみ焼却場から大気中にダイオキシンが放出されていました。日本の大気中のダイオキシンの濃度は欧米の10倍以上と言われています。ゴミ処理場の2割が大気中に放出され、残り8割は、灰として最終処分場で埋め立てられたりしています。大気汚染防止法により煙突からでるダイオキシンの量は抑制されましたが、焼却灰に含まれるダイオキシンの抑制はありません。土壌に廃棄されたダイオキシンは雨と一緒に海に流れその魚を我々が食べるのです。魚を多く食べる国では母乳からダイオキシンが検出されるのもそのためです。ダイオキシンが体内に取り込まれるのは食物からが大半で、95%にも及びます。体内に入ったダイオキシンは脂肪に取り込まれやすく体内に蓄積されます。以前ニュースステーションで騒がれた野菜のダイオキシンの話しですが、ダイオキシンの分子量は大きく野菜は殆ど吸収できません。(いろんな見解があり、経口毒の90%は体外へ排出されるとも言われています。本当のところはよく判りません)

・ダイオキシンの母子間移動
 一番怖いのは、長年にわたって母親の体にため込まれた猛毒ダイオキシンの半分もの量が、胎盤や母乳を通じて一気に赤ちゃんへと移ってしまうことです。そして皮肉なことに、そのおかげで母親の体内のダイオキシンは半分ほどに減り、汚染が少なくなるのです。産まれてきた赤ちゃんは、あの小さな体に母親の中にあった「半分もの大量のダイオキシン」を一身に引き受け、汚染されることになるのです。
母乳にダイオキシンが多いのは、脂肪にたまりやすいという性質をもっているからなのです。しかし、母乳(初乳)は、免疫物質が多く含まれ、アレルギーの障害も少なく、お母さんと赤ちゃんのスキンシップのためにも大切です。そのためには、普段の生活においてダイオキシンを体の中に入れないようにすること、すでに体の中にたまってしまったダイオキシンは、食生活の工夫などでなるべく早く体の外へ出してしまうことです。

・ダイオキシンの毒性
毒性内容
急性毒性数週間で死亡に至る
催奇形性シャム双生児、四肢の異常、口蓋裂、無脳症
生殖毒性子宮内膜症、流産、死産、精子数減少、性行動異常
免疫毒性インンフルエンザ、伝染病など、免疫の衰退
発ガン性化学工場などで多い

・ダイオキシンの摂取量
 厚労労働省、環境庁は、体重1kg当たり1日4pg(pg=1兆分の1g)を目安の値(耐容一日摂取量)としています。一般的な食品からの取り込み量は、0.57〜3.40pg/kg体重/日程度(環境庁、平成14年度調査)の範囲と言われていますが、ゴミ焼却施設の周辺など条件の厳しい場合には、もう少し多量に取り込んでいることも考えられ、その基準を超えている可能性もあります。尚、残留農薬の量を表す場合mg(1kg当たり)を使いますが、ダイオキシンで使われるpgは一兆分の一gを表していることからもわかるように、ダイオキシンの残留量がいかに微量でも、その影響が大きいか危険であるかがおわかりいただけると思います。アメリカでは環境保護庁が、体重1kg当たり1日0.01pg(日本の1000分の一)とすることを提案中です。          
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