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給与体系の仕組み

目次を作りました。順番に見てね

給与の仕組み
 12月はボーナス時期なので給与について書いて見ます。最近の給与体系は色々あるみたいですが、オーソドックスなものを紹介します。本田技研工業で採用されていた弥富式です。
 まず、給与は労働に対する部分の職能給と生活を支援する生活給から構成されています。職能給には基本給と管理職手当、営業手当、時間外手当など仕事に関係するものです。これに対して生活給は、家族手当や住宅手当、遠隔地手当など生活の支援です。生活給は仕事ができるのも家族のお陰であるので、その生活費用を軽減して家庭の負担を減らそうというものです。
職 能 給生活給
基本給管理職手当営業手当時間外手当資格・技術家族手当住宅手当遠隔地手当
200,00020,0000010,00020,00010,0005,000

調整手当
 職能給は仕事に関する部分ですが、別な意味合いでは調整給でもあります。調整給とは給与の矛盾を抱える場合に金額だけを合わすために手当をつけて支給額を決めるものです。仕事自体の評価は基本給で、それ以外の手当は調整給となります。例えば特殊事情により規程より高めの給与で雇う場合に、適当な手当をつけて調整します。これは企業側に立った手法なので、現実的な無意味な手当がある場合などは調整手当ということです。

基本給とは
 これが私達の真の評価です。賞与などで2か月分支給とか言うのは「基本給」に対しての割合です。単にンヶ月分と聞くと支給額に対してと思われるかもしれませんが、賞与というものは、成果に対する配分であるので手当とは特になんの関係もありません。よって手当は賞与の計算基礎額には該当しません。手当はあくまでも仕事上必要とされる権限とか役務に対して付随しているものです。基本給はその人の素の評価ということです。基本給は更に本給と加給に分けることができます。「基本給=本給+加給」

本給と加給
 基本給は二つの枠組みで構成されています。それは本給と加給です。本給というのは調整など何もできない給料の元の金額です。退職金の計算は本給で行ないます。会社を辞めたときに貰う退職金を自分で計算していて、実際に貰うと金額に差があった経験の方もいると思いますが、これは退職金の支給ベースを本給で計算している為に起こるものです。加給というのは本給の調整部分です。例えば物価上昇による調整が必要となった場合、本給を改定していたのでは、毎年本給の調整を行う事になり、退職金の積立も困難になります。加給で対応すると本給自体は変わらないので、急遽退職金の積み増しをする必要がないなど安定した制度の運用ができます。

本給とは
 社会が安定した状態での、その人の評価素点です。景気の変動に係わらず一定したものです。しかし、本給と加給との間に大きな隔たりが出てくると加給の本給組み入れを行ないます。この場合、急遽退職金の積み増しが発生するので、この場合には退職金の支給額に調整率を掛けて退職金額が極端に変動しないように調整します。加給の本給組み入れに対する退職金の調整は数年掛けて、もとの1になるようにしていきます。

加給とは
 加給は本給に対する物価等の調整額です。一般的なベースアップの調整は本給表を書き換える必要ない加給で行ないます。加給は定額加給と定率加給から構成されており、定額加給+定率加給で加給と言います。定率加給では年齢にともなう配慮を行なうときに効果的です。率で加給をするので本給額の高い人(年齢や勤続年数の高い人)のベースアップに使います。額での加給は若年層の給与水準を上げるのに効果的です。新入社員の獲得を狙うときなどに使います。
 また、経済成長期における物価上昇と人員の確保を行なう場合の加給は、定額+定率の双方を使用して行ないます。
「加給=定率+定額」
基 本 給
本 給加 給基本給
定率定額合 計
等階級金額2%2000円
-1100,0002,0002,000104,000
-20150,0003,0002,000155,000


定期昇給とベースアップ
 定期昇給とは、4月に社員の評価を行ない新しい等階級を決めるもので、例えば凝級の3号から凝級の8号のように等階級が5号あがることで、本給もそれに添って上がるもので、本給のランクが上がるものです。ベースアップは物価や社会情勢に合わせて調整するもので加給が上がるものです。

賞与は基本給計算。退職金は本給計算です。
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