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2007市場流通13

目次を作りました。順番に見てね

2007市場流通No13
今後の市場の要点2
 まずは、流通を段階的に行なう為には、どのような知識や意識などが必要でしょうか。

この表で表しているのは各流通ポジションに置ける要点項目です。◎のところは最重要点で、一番気を使っておかなければならないところ、○は要点項目で知っておかなければならないところです。
・目利き
 最近野菜ソムリエという言葉をよく耳にしますが、やっと最近になってこのような目利きが必要とされるようになって来ました。日本で流通している野菜は、どこでもそんなに変わることはありません。どの県から来た大根も、同じような大根です。では消費の現場に立ったときに、消費者からいい大根を選んでくださいと言われたら、どのような大根を選びますか? おなじA品で同じ等級ならばどのような大根を勧めますか? 見た目だけの色合いの判断ではなく、栄養価の判断として、いい大根を勧めなければなりません。その為には生産の現場からの知識を身につけておかなければなりません。特に仲卸は商品を量販店に卸す仕事なので、仲卸の目利きが量販店の質を決めるといっても過言ではありません。
・流通バランス
 流通のバランスを取るのは卸の仕事です。需要と供給のバランスを上手く取ることで市場での安定供給ができます。しかし、今後の流通ではただ単なる流通バランスではなく商品価値のバランスも要求されます。いくら市場に商品が多くてもボロばかりでは供給はできません。量的なバランスのほか質的なバランスをどのように整えていくのかが今後の卸の課題です。
・健康
 消費者は何のために買い物をするのでしょうか。やはり目的があるからです。情報網の発達により、健康の意識は非常に高くなってきています。そのような消費動向の中で、その商品が何に対していいのか解からないと、お客に勧めることができません。陳列だけの販売では商品説明に限界があります。テレビでその商品説明を行なうと翌日は爆発的に売れて品不足となります。こうしてみると商品説明が販売の鍵を握っているのは明白です。そのためにも健康に関する情報は見落とすことができません。
・調理
 健康の問題と同じように調理の仕方も重要なポイントです。簡単な調理方法を説明することで売上を増やすことは簡単です。健康増進のために吸収率を高める調理法などは、お客が感心があるところです。また、調理ではありませんが料理においても、毎日の献立は主婦にとって悩みです。その手助けをすることで、あそこのスーパーに行けば晩御飯が簡単に作れて決まるとなるとどうでしょうか?
・価値表現
 お客に商品の正しい価値を伝えるのは、直接窓口である量販店と量販店に売り込む仲卸の仕事です。いくら栄養価があろうが、美味しかろうがそれをきちんとお客に説明して納得してもらわなければ、購買には結びつきません。きちんとした価値を伝える為には言葉だけではなく、科学的な証拠をなどをもって具体的に説明する必要があります。それを如何に簡単にダイレクトに訴えかけるかが課題になります。
・単価
 最近の消費者は賢くなってきて無駄なものは買わないようになってきています。一人暮らしの人などは3本一袋で300円の胡瓜でも、1本120円で売っている胡瓜を買います。不要なものに対しての支出を抑えようとする傾向が強まっているからです。量があって安ければ飛ぶように売れるという時代は終わったのです。いいものは、いいものとして適正な単価で、量的に捌くものはそれなりの単価で、価値と単価を切り離して考えなければなりません。値段だけで売る商売から、価値で売る商売も取り入れることが必要です。
・消費動向
 消費動向は、どの流通段階においても、しっかり認識しておかなければなりません。消費動向を知ることで、何を生産したらよいのか、何を売り込んだらいいのか、また、先々にはどのようなものを要望されるのか知ることができます。各流通段階で消費動向を認識して共有することは、一つの流れとして商品をスムーズにお客に渡すことができるようになります。そうするとその商品に対する価値も高くなり、いい商品を供給することができるようになります。

 このようにして段階的に考えると、市場の活性化は各流通段階での意識の統合と役割分担の明確化にかかっていると言えます。また、それぞれの知識を共有することで理解し合える関係が構築でき、本当の意味での顔の見える関係が成立してくることになります。そして、その顔の見える関係の先には、今後の消費流通が見えてくるのではないでしょうか。今までの流通の中心は市場流通でしたが、今後の流通の主役は消費者重視流通に変わってくるのではないでしょうか。



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