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2007市場流通No4

目次を作りました。順番に見てね

2007市場流通No4
市場の現状2
・青果市場経由率65%
 2004年度の青果物の中央市場の経由率は数量ベースで、65.8%と過去最低になりました。野菜の経由率は76.8%ですが、果実は49.0%と極端に低くなって来ています。果実は前年までは54.0%ありましたが、あまりにも急激な低下になっています。青果物の総流通量は1998年(平成元年)とそれ程変わりがなくきていますが、市場経由率は83.0%から65.8%まで17.2%も低下しています。また、総流通量における野菜の割合は若干低下傾向にありますが、果実は逆に増加傾向にあります。増加傾向にあるにも係わらず市場経由率が低下してきています。これは新規に於ける取引が市場外で行なわれていることになります。野菜と果実を比べると果実の方がキロ当たりの単価も高く価値が高いことを示しており、その価値が高いほうの市場外流通が増えているので、スーパーにおける価値の販売がなされていることになります。果実と野菜では果実の方がアピールが、し易いということになります。

因みに1998年(平成元年)と2004年(平成16年)の卸売市場経由率の比較では
表題青果野菜果実
年代199820041998200419982004
総流通量(t)23,57323,29415,02514,0638,5489,231
市場経由量19,55815,32212,88810,7966,6704,526
市場経由率83.0%65.8%85.8%76.8%78.0%49.0%
中央市場取扱量11,5979,5337,6456,8303,9522,703
中央市場シェア49.2%40.9%50.9%48.6%46.2%29.3%
(重量:千トン)
 そもそも青果流通が相場制なのは需要と供給のバランスを取るためであり、市場を経由することで調整機能を果たし安定した商品供給を行なうためです。また、交通網の発達により集荷販売作業を一括化することで効率を高めて時間的なロス、経済的な効果を生もうとした役目がありました。しかし、輸入や栽培技術の発達により、品不足ということはなくなり、逆に飽和状態に陥っているのが現状です。また、国内経済の発展とともに生活も豊かになり市場の流通が物流から付加価値の流へと移行してきつつあります。このような時代背景が市場を低迷させる要因となってきています。
 また、市場経由率が低下するに連れて、中央卸売市場の取扱い金額も減少を辿っています。03年度の中央卸売市場の取扱高は2兆1662億円と10年前比べて23%も減少している。取扱い金額が減少するということは資金を圧迫することにもなってきます。現実に東京市場でさえ卸の借入額が急増しており、東京都がまとめた借入額は38億円(03年度)と前年を27%も上回りました。


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