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食料危機2

目次を作りました。順番に見てね

食料危機2
○自給率低下が及ぼす影響
 自給率の低下はどのような影響を与えるでしょうか?
水:
 食料の輸入は水の輸入でもあります。穀物1トンを作るのに必要とされる水は1000トンです。穀物1に対して水は1000倍必要です。穀物1t=水1000tに相当することを考えると、穀物の輸入は最も効率的な水の輸入ということになります。世界の水事情は悪化を辿っています。地域によっては耐水層までもが枯渇している状況です。地球上で使える水の量は、水全体の3%でしかありません。この3%とは淡水の割合です。この3%の淡水を工業用と食料用で取り合っているわけです。穀物の将来は水の将来でもあるわけです。近い将来日本は穀物の輸入の代償として水を負担しなければならないようになるでしょう。日本においても国内の地下水位が低下してきているにも拘らず。
 米に関するバーチャルウォーターの輸入は22倍になると言われています。これは日本国内で輸入米を作ったら水がどれだけ必要かというものです。

説明:バーチャルウォーター
バーチャルウォーター(仮想水)とは、1990年代に、ロンドン大学のトニー・アレン教授が提唱したもので、「水資源が絶対的に足りない地域への食料の輸入は、その生産に必要な水資源を他の用途に転用可能であるという意味であたかも水の輸入と同じである」というものです。
 一般に日常生活で私たちは水を使用していますが、食料を初め私たちが関わっている様々なものを生産するときにも、その生産過程でたくさんの水が必要となります。その必要であろうと思われる水の量をのことを「バーチャルウォーター(仮想水)」といいます。
穀物の場合を例にとって、バーチャルウォーター量を計算する算定方式は、

この式により我が国の食料の輸入量に必要なバーチャルウォーターの量を算出すると、640億立方メートル/年となり、国内の年間灌漑用水使用量は580億立方メートル/年とほぼ同程度の水が、食料の輸入によって国内で使わずに済んでいることになります。
東京大学の沖大幹助教授らは、仮想水の総輸入量は約640億立方メートル/年と推計しており、これは、日本国内での総水資源使用量約900億立方メートル/年の3分の2程度にあたります。また、そのうちの約6割がアメリカからであると推計している。ミネラルウオーターなどの輸入量は2000年において年間19.5万立方メートルであることから、年間3000万トンに及ぶ輸入食糧に含まれる間接的な水量は、直接的な水の輸入量よりはるかに多いものと考えられます。ただし、単位面積あたりの収量は環境によって異なるため、ある製品の単位量を生産するのに必要な水量は、国によって異なることに注意が必要です。


参考 東京大学生産技術研究所記者会見

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日本って世界中の水を大量に消費しているんですね。。。。
とある日の朝&#63647;テレビを見ていた時、ミネラルウォーターの輸入量が前年より35%もアップしている、という新聞記事を紹介していました&#63723;あらためてその新聞の内容を見ると、輸入先は33カ国もあり、輸入量が多いのがフランス、アメリカ、カナダ、イタ
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  • 2007/10/22 5:02 PM
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