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地球白書2

目次を作りました。順番に見てね

地球白書    
B、水の状況
1、中国の現状
中国の農業生産地である黄河流域では現在深刻な状況に追い込まれています。それは断流という水不足問題です。50年前まで豊富にあった黄河流域の水資源は開発と都市化により1985年頃から川底が年に数度現れるようになり、現在では頻繁に起きています。このため地下水も枯渇して農業にも生命にも深刻な状況となっています。土地の乾燥により地中から塩が噴出し塩害をもたらし、その塩害をなくす為にはさらに水をまく必要があります。黄河流域では20世紀後半食糧増産のため毛沢東の指揮のもと黄河流域に広大な農地を作り爆発的に増える人口の食糧基地として機能することになりました。しかし、この50年で水の需要は3倍なり断流を招くことになりこの結果農業を営むことが困難になってきています。穀物1トンを作るのに千トンの水が必要とされています。中国の農業状況を分析したものに2025年の中国は1億7500トンの輸入を余儀なくされると推測されています。また、これは現在の世界の輸出量とほぼ同規模です。農業生産大国であるアメリカや中国では水不足が深刻化してきております。若いては地球規模での水資源の効率的な活用が食糧増産の鍵となっています。一つの方法としてアリゾナ州では点滴灌漑が注目を浴びています。これは地中にパイプを引き小さな穴から水を直接食物に供給する方法で、穀物により流水量を調節することもでき水を効果的に使うことができます。

 食糧供給には穀物のほか肉、魚があります。この中でも肉は食物と密接な関係があります。よい肉を作るためには良質な穀物を餌として与えなければなりません。肉の需要が増えるほど穀物供給も増加します。このため新たな土地が必要となり地球に残された僅かな森林さえも焼畑により農地に生まれ変わっています。牛肉1kgを作るのに穀物を7kg必要とされます。しかし地球の耕地面積は限界にきているといわれてもいます。焼畑で作れる耕作面積はもう僅かしか残されていないことになります。ワールドウォッチ研究所は地球の生産能力を20億トンと推測しています。これでアメリカ人並に牛肉を消費すると22億人しか養えない計算になります。このことは現在の人口の3分の2は死活問題に直面することになりうるということです。牛肉を主食とするアメリカ人は一人で年間900kgの穀物を消費します。中国はその3分の1の300kgです。しかし近代化が進む中国はアメリカの水準に近づこうとしています。もし、穀物で育てられた牛肉を1kg減らすことが出来たら7kgの穀物と7トンの水を使わなくてよいことになります



ワールドウォッチジャパン環境問題へのリンクです




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