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大根6

目次を作りました。順番に見てね

作り手から見た大根6
おいし大根作りのポイント
 発芽した大根の根は、はじめ下へ非常に深く伸びていき大根の長さを確保します。生育初期に根の縦伸長を促がすために、土を乾かしぎみにします。この時の土の三相構造の気相率は30%程度です。
 生育中期には養分吸収を高めて肥大を盛んにするため水分を多めにします。この時の気相率は24%です。水分濃度を上げるのは、養分の吸収率を高めるためです。
 仕上げ期には、根に養分を溜めるため窒素肥効を抑えて歯の養分を根に回すようにします。この時の気相率は30%を目安にします。
 堆肥の施用と深耕・畝立て・土寄せなどは、土の三相構造を管理しやすくするために重要な作業なのです。肥大期に行なう土寄せは、土を乾燥気味にして、栄養生長から根部肥大へと生育転換をすすめる意味があるので、気相の多い良質堆肥の混和が特に有効です。
土に未熟有機物や肥料の塊があると、岐根や曲根の原因になるので良質堆肥を用いて、堆肥と肥料をよく混和するようにします。また、発芽から生育初期に高温・乾燥にあうと根が短くなったり、こぶ症がでやすくなります。これとは逆の過湿条件では、横しま症などが増えます。

土の三相構造
 土壌は粘土や砂や有機物などの固体部分である「固相」と、液体部分である「液相」、空気の部分である「気相」から成り立っています。これを土の三相構造といいます。固相率の高い土は重く締まっており水分、空気不足気味です。液相率の高い土は保水性はよいが、液相が多すぎて気相が少ないと、根の酸素不足による障害、窒素優先の吸収による徒長、品質低下を招きます。気相率の高い土は通気性がいいが、気相が多く液相が少ないと水不足となって、窒素などの養分が吸収できず樹勢と収量の低下を招きます。一般的に作物に望ましい分布は、固相40%、気相30%、液相30%です。

気相率24%の意味
気相がやや少なく液相がやや多い状態で、積極的に水を与えて窒素などの養分吸収を促がす場合の気相率です。


気相率30%の意味
気相と液相の割合が同じくらいだが、固相が40%なのでやや乾いた状態の場合です。根は深く伸ばしたいときや、窒素を切って味をよくしたいときなどはやや乾燥気味にします。


生育までの環境づくり
 生育初期には養分を与え根を伸ばす準備をします。この時の気相率は24%で水分が多い状態です。次に根を深く張らせたいときは、乾燥気味の気相率30%にします。汁液濃度を高めて生長や肥大を促進させるときは、気相率を24%にして水を充分に与えて窒素吸収を高めます。最後に品質を向上させるときは、乾燥させて窒素吸収を抑えて汁液濃度を下げぎみにする気相率30%にします。
表題生育初期生長期肥大期安定期
根の状態根を張る根を深くする根を肥大させる品質を整える
固相40%40%40%40%
気相24%30%24%30%
液相36%30%36%30%
窒素 N高め低め高め低め
葉の養分5度以上5度以下5度以上5度以下
根の養分5度以下5度以上5度以下5度以上
コメント生育初期では水分を与えて根を伸ばすようにします根を深くする為に水を切り根が下方へ伸ように誘導します肥大時には水分を与え太らせます。完成期には水を切り葉から根に養分がいくようにします







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