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能力主義と固定費

能力主義と固定費
 能力給を聞いてここ暫くたちますが、なぜアレほどまでに能力給がもてはやされたのだろうか?
その原因を考えてみると
1、 景気の低迷
2、 競争社会への突入
3、 コンピューター社会への突入
4、 セレブ志向
5、 キャリア社会
6、 マスコミによる情報操作
など考えられます。
 一番の原因は景気低迷で企業が悩んでいるときに、マスコミによるアメリカ型社会の模倣が素晴らしいように書き立てられ、検討・考察することもなく流行病のように社会に浸透して言ったことが原因ではないでしょうか?
 で、なぜ企業がこぞって能力給を言い出したのでしょうか。給料そのものは日本社会では固定費です。固定費というのは売上・利益が減少しても変動することなく支払わなければならない費用のことです。この固定費を変動費に出来たら、売上・利益が低迷しているときに人件費を削減することが出来ます。アメリカ的な考えでは、人件費は結果の対価であって労力の対価ではありません。察するにアメリカでは人件費は変動費という考え方ではないでしょうか。日本も給料を変動費型に変えれば、固定費の負担が少なくなり、売上・利益に合った支払いで済むようになります。簡単に言うとパート型雇用体系です。ここに企業の思惑があるわけです。いかにも能力給にすると自分のキャリアやスキルを活かして、所得が向上するといったような宣伝文句で会社にコントロールされているのではないでしょうか?
 そもそもの日本とアメリカの考え方は根本的に違っています。アメリカでは企業は株主の為にあり、日本では社員の為に会社があります。日本では人間あっての企業です。しかしアメリカでは経済あっての人間です。この違いが固定費か変動費かの違いにでているのではないでしょうか? 確かに固定費を変動化させることで、負担の軽減は出来ますが果たしてそれで業績が回復するのでしょうか。社員にやる気が出るのでしょうか? 社員の立場で考えた給与は安定です。給与が安定していないとローンも組めません。芸能人もローンを組むことが出来ません。それは収入が不安定だからです。能力給の採用は収入の不安定を生みます。固定費が変動費化するということは、収入の不安定をもたらす事になります。私は企業の責任は社員の雇用と生活の保証にあると思います。
 また、能力給の悪影響は格差を生み出すことになります。企業も社会もそうですが、自分ひとりで成り立っているのではありません。優秀な人材だけで成り立っているのではありません。みんながそれぞれに社会の役割分担をすることで、みんなの生活が維持できています。これは、能力とは関係ないことです。私たちは能力だけではなく、能力に関係ない部分で支えられているほうが多いのではないでしょうか。会社でも能力ある人を能力のない人が支えているのではないでしょうか。
 例えばよく営業が稼いでいるとか聞きますが、では、総務が仕事を止めるとどうなるでしょうか? 売上は減少し、資金の回収は滞り、事務は混乱を来たします。このようにならない為にも、もっと能力給を研究する必要があるのではないでしょうか。
 みんなで楽しく働けて、過ごせる社会がいいですね。
目次を作りました。順番に見てね









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