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経理29

目次を作りました。順番に見てね

経理29
損益計算書
借り方と貸し方
 貸借対照表と損益計算書とを見ていると、借り方が支出(投資先)で貸し方が資金の調達先と共通しています。これは複式簿記の原則がこのようになっているからです。複式簿記で書く仕訳伝票もこの原則で成り立っています。
 貸し方(右側)には、資金の増に関する項目を記載していきます。例えば資産の減少、費用の減少、負債の増加、資本の増加、収益の増加などがきます。対して借り方(左側)には、資金の減(利益の減少)関連の項目がきます。例えば資産の増加、負債の減少、費用、収益の減少などです。貸し方は収益関連で、貸し方は「貸し手」という意味合いがあります。借り方(左側)が「投資先」、貸し方(右側)は「貸し手」ということです。
この借り方が資金の減、貸し方が資金の増は後述するキャッシュフロー及び資金運用表でもっとも理解しておかなければならない点です。

資金の分配
 損益計算書のもう一つの見方として、売上に視点を置いた分配があります。資金というものは収入を何に分配したかというものです。支払先を投資先として見ると、どうしてもいくら儲けたかとかいう利益という視点になってしまいがちです。ここでは勘定科目の効率から資金的な要素を考えてみます。経費科目を簡単にするため、売上原価、人件費、販売費、一般管理費、金融費などに勘定科目を分けます。そして、それぞれの科目に対して売上収入をどのくらいの割合で分配しているかを調べます。そしてこのような資金分配率を年次ごとに比較します。生産性の高いところの分配と生産性が低いところの分配の割合を比較して、どのようにすればベストか検討していきます。又他社との比較をして自分の会社がどうであるか検討します。

非資金的費用
 費用の中には支出を伴なわない費用もあります。そのような費用を非資金的費用といいます。非資金的費用には、減価償却費、賞与引当金繰入、退職給与引当金繰入、貸倒引当金繰入など、支出を伴なわない費用が該当します。これら非資金的費用は、資金計算をするときには、費用から差し引いて計算します。
損益での資金計算では、収入の部=売上+営業外収入、費用支出の部=費用―非資金的費用+営業外費用となります。

これを使って益金の計算をすると
 「売上 + 営業外収入 ― 費用 + 非資金的費用 ― 営業外費用 = 益金」 となります。これが損益計算書での資金計算です。


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