<< 予算管理 | main | 売上を科学する1 >>

変動費分配率

目次を作りました。順番に見てね

粗利益率の意味3
変動費分配率
 前回までは固定費の売上利益分配率について話しましたので、粗利益の意味合いについては、解かってもらえたと思います。今回は変動費に注目して考えて見ます。変動費とは売上に比例して変動する経費のことです。簡単に言うと売上原価です(売上原価とは、売上 ― 粗利益 = 売上原価です)。
ここで変動費と固定費を分かりやすくすると、「売上 ― 変動費 = 固定費 + 利益 = 粗利益」となります。利益を0として考えると「 売上 = 変動費 + 固定費」です。「売上 = 変動費/売上 + 固定費/売上」です。これを要約すると 「売上(100%)= 変動費分配率 + 固定費分配率」となります。

 前回は固定費分配率(粗利益率)の活用について考えましたが、今回は変動分配率の活用を考えて見ます。
 例えば1000円で仕入れたものに30%の利益を取って販売したい場合は、どうしたら良いのでしょうか?

1、1000円に30%の利益をかけても30%の利益にはなりません。これでは1000円の30%はいくらですか?ということになります。

2、また、1000円を固定費と考えて、1000円を30%で割ると3333円となります。確かに3333円の30%は1000円ですが、これでは1000円の利益を取るのにいくら売上がいるかということになります。

 ここで考え方を整理してみます。解かっているのは仕入れ値の1000円と利益率の30%です。ここで勘違いの問題となるのが粗利益の30%です。粗利益が30%ということは残りの70%が経費にあてがわれることになります。そうすると変動費分配率が70%必要ということです。70%=1000円です。売上を算出する場合は、変動費÷変動費分配率なので、1000÷70%となります。
1000÷0.7=1429
1429×30%=429
429÷1429=0.3となり、
1000円で仕入れたものから30%の利益を得るための販売単価は1429円となります。

 変動費分配率(売上原価分配率)は変動費から売上を求めるときに使用、固定費分配率は固定費を賄う売上を求めるときに使用します。

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
recommend
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす (JUGEMレビュー »)
森山 晃嗣, Gary F. Gordon, ゲリー・F. ゴードン
ミネラルの大切さが解かります
recommend
免疫革命
免疫革命 (JUGEMレビュー »)
安保 徹
交感神経と副交感神経の関係がわかります。
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM