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残留農薬の毒性3

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残留農薬の毒性は危険か安全か?No3
ADIと残留農薬基準
 ADIが0.02の場合、体重が50kgの人では50×0.02=1mgが1日の許容摂取量となります。(1mgは0.1g)・・
農薬基準の0.01ppmは、重さにすると100tのうちの1gに相当します。ということは0.03ppmのポジティブリスト違反では、重さにすると100tのうちの3gに相当するので、これをmg単位で考えると10tのうち3mgとなります。
 上記の,両豺腓世1日の許容摂取量は1mgなので、0.03ppmの野菜では、10÷3=3.3tになります。ということは0.03ppmの残留農薬野菜を毎日3.3t食べたら危険ということです。というより3.3tも食べたら死んでしまう。
例えば,両豺腓如△修粒催食品の摂取量が1kgだとすると
 0.01ppmをmgの単位で表すと10mg/100t=10mg/100000kg=1mg/10000kg=0.0001mg/kgです。この食品を1kg摂取するのですから摂取量は0.0001mg/kgとなります。,両豺腓任糧羈咾任1日の許容摂取量の1/10000ということになります。

0.01ppmの意味
 残留農薬基準設定の基本的考え方は、食品からの毎日の農薬摂取量が、その農薬の人1日当たりの摂取許容量の範囲内に収まるように、基準を設定するというものです。基本となるのが1日摂取許容量(ADI)です。ADIは、それを超えない限り、人が一生の間、毎日その農薬を摂取し続けても健康に影響が出ない上限を示しています。
 私たちは、食事として穀物、野菜、果物、肉や魚などさまざまのものを摂りいれます。そのため、食事に含まれる対象の農薬の1日の摂取量の合計が、体重に応じてADIから導かれる摂取許容量の80%を超えないように、それぞれの農産物の残留農薬基準値が設定されます。80%とされるのは、農作物以外に肉や魚、水や空気からも対象の農薬を体内に取り込む可能性を考慮してのことです。これらの量は正確に知ることは難しく、便宜的に20%としています。

主旨
 私がここで言いたいことは、0.01ppmが安全かどうかということではなく、安全基準が何処にあるのか不明確だということです。万全を期した数値の設定ではありますが、現在の技術で解明されている範囲での話しであり、これがほかの化学物質(食品添加物)との複合的摂取や健康でない人の場合や乳幼児や年少者などの場合や現在抱えている病状などによっても変化する場合もあるわけで、今のところ目安という基準であるということです。ただ基準が何もなければ不安は解消されないし、かと言って0.01ppmを超えたら即危険という報道の有り方も問題ではないかと思います。そんな訳でここでは0.01ppmが意味するものが何であるか知ってもらいたかったわけです。

検体検査の方法
 また、補足にはなりますが残留農薬の検出の仕方も検体によって異なっています。検体ごとにどこの部位で検査をするか決められています。また、その検査方法も決められています。部位ではコメ、コムギの場合は玄米、玄麦で、葉菜類は痛んだ葉を取ったもの、ダイコン、ニンジンは泥を水で軽く洗い落としたもの、リンゴ、ナシは芯および枝がついた基部の部分をとったもの、柑橘類はミカン以外は全体をというふうになっています。検査方法では、ミカンやモモ、ビワ、キウイ、スイカ、メロンなどは皮をむいて、バナナは皮をむかないで検査をします。
 青果物の残留農薬検査は、厚生労働省が定めている公定法と呼ばれる試験法で行ないます。公定法では、検査結果のバラツキを少なくするために、農薬の種類や食品群別の試験法、検体の調製方法、使用する分析機器、検査手順なども細かく定めています。

果物の検査部位
表題果実名検査部位
核果果実アンズ、ウメ、オウトウ、ネクタリン果梗および種子を除去したもの
モモ果皮および種子を除去したもの
かんきつ類果実オレンジ、グレープフルーツ、ナツミカンの果実全体、ライム、レモン果実全体
ナツミカンの外果皮へたを除去したもの
ナツミカン、ミカン外果皮を除去したもの
記以外のかんきつ類果実果実全体
仁果果実西洋ナシ、日本ナシ、マルメロ、リンゴ花おち、しんおよび果梗の基部を除去したもの
ビワ果梗、果皮および種子を除去したもの
熱帯産果実アボガド、マンゴー種子を除去したもの
キーウィフルーツ果皮を除去したもの
パイナップル冠芽を除去したもの
パッションフルーツ、パパイヤ果実全体
バナナ果柄部を除去したもの
ベリー類果実イチゴ、クランベリー、ブルーベリーへたを除去したもの
ラズベリー果実全体
上記以外のベリー類果実へたを除去したもの
(社)日本食品衛生協会「残留農薬基準便覧」より

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