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販売までの計画策定

目次を作りました。順番に見てね

新しい農業生産法人の考え方
第3章 販売までの計画策定
商品のありかた(土壌のありかた)
 では、実際に生産者はなにを提供したらよいのでしょうか? よく聞く質問に何を作ったらいいですか? と言われるが、逆に言うと何を作れるのですか?です。こう言うと棘があるかも知れませんが、いい商品をつくるコツは自分が得意なものを作ることです。得意だからこそ、その商品についてよく知っているのです。よく知っているからいい商品が作れるのです。また、その土地に合っているからいい作物ができるのではないでしょうか?いいものが出きるという事は、栄養かもいいということです。現代から未来における社会は高齢社会です。高齢社会が持つ消費者の悩みはとは「健康」です。もう答えが出ましたね。いい商品とは栄養バランスの取れた商品です。そして、それを分かりやすく説明してくれるシステムのことです。だから、作りたいも、得意なものを作ればいいのです。

野菜の栄養価(機能)
 健康を維持する為には栄養と運動が必要です。なかでも野菜と果物は重要な役割を持っています。現代人に必要なのは栄養のある新鮮な野菜と果物です。野菜にはビタミン、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカルが含まれています。七大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカル)のうち4つもの栄養素を同時に摂取することができる優れものです。また、イモ類には炭水化物が含まれています。これほど栄養の揃った食べ物があるでしょうか。しかし、この野菜も時代の移り変わりで作り方も変化してきており、年々栄養価は低下して来ています。

野菜の栄養価を追求する前に野菜の現状を知っておく必要があります。
イ、野菜の栄養変化
 「日本食品標準成分表初版(科学技術庁,1950年)」によると、ほうれんそう100g中に含まれるビタミンCは150mgとなっています。ところが、32年経過した四訂版(1982年)では、半分以下の65mgになっています。さらに5訂版(2000年)では35mgと1950年と比べると1/4以下です。また、ビタミンAについては、1950年には8000IUだったのが1982年には1700IUに激減しています。鉄分はというと、1950年には13mgだったのが1982年には3.7mg、2000年では2.0mgと1/6以下に激減しています。春菊については1/5以下に、にら、わけぎについては殆ど鉄分を含まない状態になっています。他のニンジンやキャベツなどの野菜も、同じように色々な栄養成分が激減しています。調査の仕方によっては多少違いがあると思いますが栄養価が激減していることは間違いありません。これでは将来の野菜の栄養価はなくなってしまうのではないでしょうか。

ロ、栄養素の欠乏と消失
 今まで述べてきたように人間も自然界の一員であり、自然から発生した生物なので自然界にある栄養素を取ることが一番の健康です。しかし、その栄養は近年著しく減少してきています。私たちの口に野菜が入るまでの過程でどのくらいの栄養価が消失されているのでしょうか?もともと人類の歴史は飢えとの戦いでした。しかし文明化学の発展で人口増加が爆発的に起こりました。人口増加に伴う食料供給を賄う為に生産性を上げなければならず、また、広大な土地がありながら貧困なところも食糧事情は悪化していました。近代農業はこのようなことが背景となり発展してきました。近代行われた農業改革では、緑の革命(化学肥料生産)、種子戦争(バイオテクノロジー)、遺伝子組換え農産物(遺伝子操作)、など科学的な進歩による農業革命でした。しかし、これらは植物自体の操作であり、基本的な土壌を無視したものです。化学肥料を使う以前の日本には、肥溜めがあり人糞を醗酵させて畑に撒いていました。人体が摂取したミネラルのうち吸収されない部分は、排出されて畑に撒かれていたました。このため無意識で土から野菜、野菜から人、人から土というミネラルの循環が出来ていたのです。日本の農業には昔から循環型構造が出来ており、今で言う資源の循環型社会とちがい栄養素であるミネラルの循環構造でした。しかし、農業からこのミネラルの循環がなくなり、栄養のない大地から栄養価の少ない野菜を作っています。その野菜から健康を維持するのに充分な栄養を取ることは困難なことです。それもかなりの量の野菜を摂取しても栄養が不足することは明白です。さらに普段の食事では一緒に添加物入りの加工食品も口にしますので、せっかく摂取した野菜の栄養価も低下してしまいます。



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