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農業のソフト

目次を作りました。順番に見てね

第2章  農業のソフト
農業ソフトとは、
 第1章では農偉業の組織的な体系作りに触れましたが、これだけでは新しい農業法人として成功はしません。ハード面ができたとしてもソフトがなければ組織は機能しません。ではそのソフトの構築をどのように考えれば良いのでしょうか? 今までの出荷団体の考え方は経済優先主義でした。これは市場販売状況に応じて、各市場における出荷割合を調整して、全体的な売上の向上を狙うものでした。販売単価が低い市場では、出荷数量を調整して(減らして)出荷します。出荷が制限された市場では品不足となります。品不足となると需要と供給の関係から販売単価が回復するというものです。しかし、それでは消費者が困ろうが無関係ということです。このような販売は消費者を無視した、売り手本位の供給調整です。その市場で売上が上がらないのは商品に価値がないからです。このような状況を踏まえて鑑みると青果の需要と供給の関係は、物量の関係であり、商品価値とは無関係にあると言えます。そうなると市場の役目は物量の調整でしかなく、物量によって相場が決まっているというのが開設以来現在まで続いています。これでは市場が衰退するのは当たり前です。この状況を脱するには物量の販売から価値の販売に変換する必要があります。価値といっても特別な価値ではなく消費者が求めている価値です。消費者は市場に対して価値を求めているのではなく、青果物に対して価値を求めているのではないでしょうか。市場の役目は安定供給で、出荷団体の役目は消費価値の提供です。
 では、消費者は青果に何を求めているのでしょうか? この疑問を解決することが、新しい農業生産法人が消費者に何を提供するかと言うテーマーではないでしょうか? 今後の市場流通は、商品の流通から商品の内容の流通に変わっていくものと予測することができます。消費者が青果物に求めているものは、どんなことでしょうか? 商品があふれている現代においては、物量での物流は価値がなくなってきています。今後は「価値の流通」が時代を占めてくると思われます。その価値も売り手の価値観ではなく「消費の価値」でなければなりません。では消費者が求める価値とは何でしょうか? この価値つまり商品の価値という内容をソフトとして考えて行きたいと思います。

消費者が求めているもの(消費ニーズとは)
 販売する側から見ると商品の提供は売上です。しかし、消費者から見ると売上ではありません。この温度差が販売不振を招いていると考えます。売りたいものと欲しいものの内容が違っているのではないでしょうか? 外見的には同じ商品でも使い道によっては内容が異なります。この内容の追求が消費者のニーズの追求となります。野菜の消費数量が落ちているのは相場が悪いのではなく、販売の仕方が悪いのです。市場流通においての最大の欠点は、商品価値が内容にないということです。つまり市場ではブランドは作れないということです。ブランドは販売の過程で生まれるものではなく生産の過程で作られるものです。また、ブランドは価値があるからブランドです。つまりブランドは消費から生まれてくるものです。消費価値の追求が、生産から提供までの過程を構築するのです。決して生産側や販売側が構築するものではありません。消費者の手助けをすることが、農業の価値(内容)を高めることになります。

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