<< 知能指数 | main | 秋野菜 >>

賃金と人間

 

賃金体系のありかた?

 

今日のニュースで日立製作所が管理職を対象に年功序列型賃金体系から100%の能力給にすると発表されていました。大企業の中にも能力給制度を取り入れているところがあり、競争力を高めることが目的とされています。

 でも、私的には疑問です。給与の構成は「生活給」と「能力給」とに分かれており、生活給部分の配分をなくして100%能力評価で支給するというものです。 ちょっと問題があるような気がします。人が人を評価するには、厳格なる基準がひつよぅとなります。 その人の成果は、周りの者の支えがあって成り立っているので、決して一人では成り立っていません。また、社会はピラミッドの構成の上に成り立っており、下層のものが能力がないとされても、それなりの下仕事をやってくれるので、ピラミッドが維持され組織的な生活が成り立っています。 この社会は皆の支えのもとで成り立っています。 決して能力だけで成り立っているのではありません。

 また、能力社会は格差を生みます。その格差は不平等となり経済のみが優先されるようになります。即ちお金持ちが偉いという構造ができ、お金に各位がつくことになります。このような社会ではますます経済を優先することとなり、株主主義に走ってしまうのではないでしょうか。 

 企業は人を雇用することに社会的意義があるのではないでしょうか? 職位に応じた生活を保障することとその時代の最低限の生活を営む権利を保障することは企業責任ではないでしょうか? 人の為の社会(会社)なのか、社会(経済)の為の人なのかを考えなければならないのではないでしょうか? 確かに経済が成り立たないと生活も成り立ちません。しかし、経済優先と人間性は次第に乖離していっているのではないでしょうか? 社会的目的(人間たる目的)と経済の均衡が取れてこそ、経済社会の意義があるのではないでしょうか?

 経済のみを優先する人事の在り方には疑問が生じます。能力のある人も能力の劣る人に支えられています。能力のみが経済価値と評価するのは危険です。人間性との均衡に立った能力制度を構築しなければなりませんね。 なかなか難しい問題です。

 とにかく楽しい社会にして、生活(人生)のクオリティを高めたいものですね。

 

平成26926


コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
recommend
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす (JUGEMレビュー »)
森山 晃嗣, Gary F. Gordon, ゲリー・F. ゴードン
ミネラルの大切さが解かります
recommend
免疫革命
免疫革命 (JUGEMレビュー »)
安保 徹
交感神経と副交感神経の関係がわかります。
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM