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今後の農業2014 No14

 
目次を作りました。順番に見てね




今後の農業2014 No14
今後の農業はどのように変わっていくのか?


流通経路

○卸市場と仲卸



卸売市場と物流

 各地域での供給を万遍なく行うためには、生産者からの市場出荷では偏りが発生します。大規模な出荷産地では農協がどの市場に出荷するのかを調整を行いながら需要と供給のバランスをとりますが、大規模でない所の生産者では近郊の卸売市場への搬入が一般的です。そうすると季節ものである青果は、青果物が集中している市場と少ない市場とが発生します。日本は縦長なので、冬は西日本から北日本へ、夏は北日本から西日本へと物流が発生します。これらの調整役となっているのが仲卸などの転送業者です。一般的な仲卸は市場から小売りへと商品を流すのですが、転送業者は卸売から卸売にと販売します。これにより全国的な需要と供給バランスがとれることになります。

 出荷者から遠方の卸売市場、転送業者の遠方販売など青果物の流通に於いて運送を無視して考えることはできません。運送の主体はトラック輸送であり、運送が上手く行えなくなると物流に影響が出ることになります。燃料費の高騰、低価格競争、人材不足などにより運送業界は縮小の傾向にあります。今後の物流は運送を確保することから始まることになります。

 

物流と運送

 トラック運転手の労働時間には制限があります。1日の拘束時間は13時間以内を基本として、これを延長する場合でも16時間が限度となっています。また1日の休息時間は継続して8時間必要とされています。1日とは始業開始から24時間を言い、拘束時間と休息時間を1日で考えると 1日=拘束時間(16時間以内)+休息時間(連続8時間以上)となります。また、連続しての運転は4時間が限度とされ連続運転4時間の経過直後に30分以上の休憩を取らなければなりません。4時間以内であれば1回の休憩につき少なくても10分以上の休憩を取らなければなりません。この処置は運転手の負担を少なくすることで事故の防止をするためです。しかし、現実問題としては運転手が不足する中でさらにトラックの回転率が落ちることは経済にとっては打撃となります。また、運送会社からみれば効率が悪化することで業績が落ち込むことになります。青果物輸送では数か所降ろしは当たり前ですが最近では多くても3か所ていどでないと運ばない運送会社が増えています。また、運転手の拘束時間に制限があることで、運送距離にも制限が生じることになります。遠方まで運ぶと卸売市場の競りに間に合わないということにもなりかねません。その為箇所降ろしの制限となります。遠距離や多数か所下しの対応としては運送会社若しくは運転手を変えてのリレー輸送となります。そうなると運賃負担が倍近くになり荷主の負担が増えることになります。

平成26年8月26日






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