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土壌微生物、病害予防と連作障害

目次を作りました。順番に見てね

土壌のしくみ
土壌微生物
病害防御のしくみ
 植物の病原菌にたいする防御機能には静的抵抗性と動的抵抗性とがあり、静的抵抗性は菌の感染の有無に関係なく常に発揮している防御機能で、.吋せ世猟醒紊筌チクラ層によって表皮を硬くし菌の侵入を防ぎ、菌は表皮を溶解する酵素を分泌して侵入しようとしますが、その酵素の働きを阻害する物質を保持しているものも多く、侵入した菌を殺す抗菌物質であるフェノール性物質、ネギやニンニクに存在するイオウを含んだアリーンやアリシン物質、トマトやジャガイモに含まれるサポニン系物質などを保持しており、す範囲な植物にはレクチンがあり、赤血球を凝集させる作用もあり、ゥ譽チンの凝集反応が引き金となって動的抵抗性が発動されます。動的抵抗性は菌の感染によって発動される防御機構です。動的抵抗性ではゞ櫃細胞表面に接触すると、その細胞でリグニンなどの多糖類の合成が盛んになり細胞壁の内側に付着してパピラという障害物を作る。菌の侵入を受けると、周辺の細胞を含めてリグニンなどの合成が盛んになり、組織が硬くなります。さらに、絶対寄生菌の侵入を受けた場合、細胞自ら死滅して菌の生活基盤を失わせる。これを過敏感反応といいます。い泙拭菌の侵入を受けると、新しい抗菌物質を生産します。この物質をファイトアレキシンといい100種以上があります。こうした防衛機能に対して、菌は抗菌物質に鈍感だったり、障害物を溶解して防衛機能を突破してきます。このようにして植物と菌の攻防は行なわれますが、一概に防衛機能がどの程度効果を発揮されるかは、栽培条件と環境条件によります。


連作障害
 連作障害とは、同じ品種の作物を同じ畑に連作したときにその原因の如何にかかわらず、連作に付随してその作物の生育や収量、品質が低下する現象とされており、そのうち植物毒素が原因となる連作障害をいや地現象として言われています。

連作障害はどうして起きるか?
 以前までは‥攵輙槓の消耗■陦箸琉幣絖E攵輅理性の悪化た∧由来の有機物質の蓄積ネ害土壌生物の集積と考えられていました。しかし、化学肥料や土壌改良材が充分使える今日では‥攵輙槓の消耗■陦箸琉幣紊狼こらないはずですが、どちらかといえば過剰の投与により塩類集積になりがちになっている。また、ハウスでは雨による流亡も起こらないので、より塩類が集積してきます。窒素の多用では、硝酸態窒素が蓄積し酸性化してきます。また、カリが過剰になると根がカルシウム、マグネシウム、ホウ素などの微量要素を吸収するのを、カリが妨害して要素欠乏を起こします。今日の、野菜の連作障害における最大の原因は土壌伝染性病害であり、その原因にはカビによるものが多くの割合を占めています。
連作障害はなぜ起こるか
 その土地柄や農業者の習熟度によって単一種を連作したほうが、労働的、技術的、経済的に生産性が上がります。しかし、同じ作物を連作すればその根に侵入できる菌が根で増殖して、残根上で生き残りそこから新しい根に感染するというサイクルを繰り返し、病原菌が増殖します。野菜は年に2,3連作せれることもあり、収穫から次の作付けまでの期間が短いほど、残土での病原菌の死滅は少なくなり、病原菌の集積は加速されます。こうした連作による病原菌の増加と、栽培環境の変化で地力が低下したり、ハウス栽培による定地化などにより防御機能も低下し、また、これらの環境が病原菌の増殖を促がす環境へと変化してきたことなどにより連作障害は起こりやすくなっています。また、耕作機械の普及により土壌が踏まれ圧縮し硬くなったり、農業の大規模化や共同化で耕作機械の共用で機械に付着した土により新たな土壌に病原菌が持ち込まれたりしています。これらのことを踏まえると農業全体の不健全化は、農業技術の高度化の総体的な影響として生じているといえます。

栄養病理複合障害
 作物が病気にかかっている時に肥料を多用すると、作物体内に異変が生じて症状が激化する場合があります。これは不適切な施肥あるいは土壌条件によって、作物体内の栄養代謝が撹乱され、根や葉からの分泌や表皮組織の構造及び代内代謝に変化が生じ、それらによって根圏や葉などに生息する病原菌等の微生物の増殖、感染および体内での発病が促進される現象で、「栄養病理複合障害」といいます。
 土壌病害ではないがキュウリの斑点細菌病は、キュウリがアンモニア態窒素を多量に吸収した場合、キュウリ体内に可溶性窒素化合物が増加して、病気が激化します。キュウリはもともと硝酸態窒素を好むので、硝酸態窒素では問題が起こらないがアンモニア態窒素では問題が発生します。これは土壌消毒をした場合などに、土壌中の消化菌が全滅し、アンモニア態がそのまま消化されずに土壌に残るために起きます。消化菌が元に戻るには、風で運ばれた無消毒土壌を接種源として起きますが、施設のように隔離された土壌では、消化菌が回復せずに、いつまでもアンモニア肥料がいつまでもアンモニア態として残ります。
 また、キュウリのツル割病は、乾燥豚ぷんの多量施用で抑制されることは知られていますが、乾燥豚ぷんを多量に大根に施用すると、同じフザリウム菌で起きる大根の萎黄病は激化します。これはキュウリと大根では体内の栄養代謝が異なり、大根では組織の軟弱化や可溶性窒素化合物の増加などにより、菌の侵入や増殖が促進され病気が激化すると考えられている。
 現在の高度に集約化された野菜づくりでは、土壌の養分が過剰且つアンバランスになっており、それによって作物の体内代謝が撹乱されて、病気が助長されている。

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