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指示と指導

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指示と指導
 時々話に上るのが理想の上司という題でタレントでは×××さん見たいな感じの人とか、上司に求めるのは決断力とか、まぁいろいろとあるようですが、いい上司とはどのような上司でしょうか?
 組織で感じることは部下は上司を選ぶことができません。不運にも悪い上司に当たるとやる気も起こらず意思の疎通もできずに、そのうちに辞めたということになりかねません。  
 部下を育てる上で重要なのは上司の指導能力だと思います。できない奴は要らないというのではなく、できない奴をできるようにするのが仕事です。とは言っても本当にどうしょうもできない人はいますが。それはさておき、組織内における上司の仕事は、指示と指導だと思います。しかし、この指示というのは結構難しいものがあります。よく見かけるダメ上司のタイプは、命令はできても指示や指導をすることがヘタなタイプです。つまり自分では、できるが人には教えきらないというタイプです。これは命令と指示、指示と指導の違いが理解されてないからではないでしょうか。
 私が思うに上司の発言は、部下から見ればなんでも命令になります。ここで問題なのは、その上司が命令型上司か指導型上司かです。命令型上司とは、指示はしても指導はしないというタイプです。つまりお前やっとけと言っても、どのようにしてしなさいとか具体的なことがまったくない指示です。このような上司のタイプは「責任はお前にある」です。指示に従わないから上手くいかないという部下に対する責任の転嫁です。責任が上司自自身にあると考えている上司ならば具体的な指示を考えるはずです。能力のない者が上司になると具体的な指示はなく、ただ単に頑張れだの死ぬ気でやれなど、感情的指示だけです。こうなるともう指示ではなく命令です。指示とは具体的に示すということです。例えば売上が少ないから売上を伸ばせ!ではただ単の感情的な命令です。部下はどのようにしたら売上が伸ぶのか分らないから悩んでいるのです。命令を具体的にして指示として落とし込んでいく必要があります。売上が少ないのは訪問件数が少ないから、訪問件数を増やす為に今までしていた○○○(具体的な指示)を止めて、その時間を訪問時に割当なさい、というような具体的な行動に対する指示が必要です。指示という字からも分るように指で示すということです。指とは行動です。「行動ができるように示すことが指示」ということです。
 指示のレベルも色々あります。新入社員のように初めから最後まで手取り足取り教えるのは指示というより、指導です。指導は、まず手本を上司が見せて教えるということです。つまり教えてもらった通りにするということです。しかし、指示のレベルになると、自分の意思判断で行動を起こしてその結果が指示通りになるということです。指導は教えてもらう。指示は自分の考えで従うということです。売上が少ないから訪問件数を増やしなさいという指示においても、どのように訪問件数を増やす時間を作るかは、その人の能力しだいです。よって指示も部下のレベルによって具体的な指示が異なってきます。能力あるものにはヒントとしての指示、能力ないものには具体的な指導という意味合いでの指示というようになります。
 また、指示も考える能力が高い者には、予測レベルの指示になってきます。今このようなことすると次にあのようなことが予測される。だから次はこのようにしときなさい、という指示は、予測レベルの高次元な指示となります。このような予測をする指示ができるようになってくると部下のレベルも必然と上がります。指示や指導は一方通行ではなく双方のコミュニケによって成立しています。これも命令とは違う点です。お互いが信頼関係を構築していかないと、お互いが成長しません。上司で困る者は、上司が偉いと思っている上司です。このようなタイプは全部指示が命令系です。職場においては命令を下すタイミングがあります。これは上司の決断による仕事の遂行の場合のみです。部下に対して説明も理解も求める必要はなく、政策的な判断としての命令です。よく判るのが軍隊です。軍隊では指示も指導もありません。上下関係にあるのは命令です。企業は軍隊ではないので、当然のことながら個人を尊重した付き合いが上司と部下の間でも必要です。
 最後になりますが指示や指導で必要なことは相互のコミュニケであり、具体的な行動の落とし込みを一緒に考えていくということだと思います。いいぱっなし指示のしっぱなしでは結果はついてきません。指示も指導も一緒に考えて結果を結ぶことが大切ではないでしょうか。いい上司とか、悪い上司とか、いい部下とかいうレベルで物事を考えるのではなく、良い成果に結びつける為には上司と部下の間で沢山の協議をしていくことが必要です。一方的な見解で理想な上司像を作り上げるのはどうかと思います。そうでないと悪い上司に当たったから、出世しないなどと文句を言っているのが関の山です。
 まぁ、そんな訳で指示を出す上司も、指示を受ける部下にも能力がないと文句を言うだけのこととなってしまいます。具体的な指示を出す上で必要なことは知識を身につけるということです。知識がなければ、具体的な方策も浮かびません。また、指示を受ける側もしっかりとした理解をする為にも、知識と経験が必要です。ただ、上司と部下の違いは知識や経験の質や量の違いです。場合によっては部下の能力が上司を上回っているばあいもあります。このときの考え方は、上司は自分の評価を上げる為の存在ということです。上司が解ってくれないのでなく、上司を解らせる力が必要なのです。いくら知識があってもその使い方が間違っていて行動と結果に結びつかなければ、宝の持ち腐れです。
 指示や指導を受ける側もする側も、相互の関係で成長ということを考えた、言葉と行動の表現が大切ではないでしょうか。

注意しておかなければならないのは、指示待ち族にならないことと指示待ち族を作らないことです。
命令:疑問や意味を理解する必要はなく、ただ従えばいい(目的達成)
指示:次の出来事を予測して、行動を起こすこと(全体を考えた行動)
指導:動機付け(相談)
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