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茄子をつくろう No7

 

  

目次を作りました。順番に見てね




家庭菜園

 
茄子を作ろう No7


7、樹勢判断(茄子の場合はBOOKでは草勢判断となっています)

 茄子の栄養状態(肥料の効き具合)を知るには茄子の花を観察します。花を一見するだけで肥料の効き具合が分かります。観察する場所は雄蕊と雌蕊です。雄蕊は花粉を出す葯があり雌蕊の周りについています。雌蕊は受粉するところで棒のような突起となっています。その棒のような雌蕊の頭部を柱頭といい、この柱頭と雄蕊の長さを比較することで樹勢を判断します。柱頭が雄蕊より出ている場合は健康な状態、柱頭が雄蕊と同じ程度の高さならやや健康、柱頭が雄蕊より短い場合は不健康な状態です。また、葉を観察することでも健康状態が分かります。枝と葉柄の角度が45度程度のものは健康、やや開いているものは栄養不足、開きすぎて葉が下に向いているものは不健康な状態です。健康状態にあった施肥をしなければなりません。


長花柱花(健全な生長)

 柱頭が雄蕊より長い状態で、柱頭が明らかに雄蕊よりも出ています。このような花は健全な証拠です。また、健全なものは開花する場所が決まっています。枝の先端から20冂度下で開花し、その上の葉が56枚展開しており、花も大きく上向きです。葉柄も上向きで勢いがあり色艶もいいです。

中花柱花

 柱頭の位置が葯と同じで健全な花に比べて小さめです。これは栄養がやや不足している場合やストレス(高温、日照不足、乾燥など)がある場合に多くなります。栄養が不足してくると、葉の展開も遅れきて小さくなります。また花より上部の葉の数が3,4枚と少なく葉も小さく勢いもありません。葉の角度が落ちて色艶もあまりよくありません。枝全体の葉も元気がなく下葉が垂れぎみです。枝先の花とそれより数枚下に花がある場合は、上部の花を摘み取ります。


短花柱花

 柱頭が雄蕊より短く花の中に隠れている。花も小さく貧弱。栄養失調なので落花しやすい。葉の間隔も広く葉数もすくなく、花は枝先の方につき花の上の葉が2枚程度と少ない。主枝も細く枝ぶりも悪い。枝と葉柄の角度も水平に近く広がり葉がいろ悪く垂れさがっている。即効性の肥料を追肥して水も大量に潅水する。根の張りを良くするためマルチを剥いで畝間にもたっぷり水をやる。追肥は葉面散布でも行い樹勢を強くするため窒素の効きを優先させる。尿素あたりもいいかも。水やり、葉面散布は夜間に行う。葉面散布の期間を短くして小まめに対話しながら行なう。短花柱花の場合は摘花したり、切り戻しをして枝数を減らし樹勢の回復に努める。

 中花柱花、短花柱花のいずれの場合も水を切らさないようにして畝間を常に湿らせておくといいでしょう。


タキイ種苗のHP

平成24年10月18日








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