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野菜品質2012 No28


目次を作りました。順番に見てね


野菜品質2012  No28

第三章 選び方

野菜の性質を知ろう
生育品質3
 

・花

  花には雄しべと雌しべがあり、その長さの違いから肥料の効き具合を知ることができます。特に茄子は雄しべよりも雌しべのほうが長いと健康です。雌しべの長さで健康をチェックできます。

・ガク

  茄子やピーマンのように実になるものにはガクがついているものがあります。ガクの形が悪いものは実の生長過程で曲がったりします。ガクも見た目が綺麗なほうがいいようです。栄養のバランスが整っているものは、綺麗な形をしています。

・汁液濃度

  野菜は生長の度合いで汁液濃度が変わります。発芽して最初のころは葉を大きくしようとして葉の生長に養分が使われますが、生長すると体を大きくしたり実を大きくしたりするのに養分は使われます。特に実のなる野菜では生長すると果柄の部分の養分濃度が上がります。果柄を切ってみて切り口からでた汁液がゼリーのように固まれば汁液濃度が高く美味しい野菜といえます。また、レタスでは切り口から乳白色の汁液がでます。汁液を親指と人差し指につけてねばねば具合をしることで品質を知ることもできます。

 養分濃度の高い野菜は重たく、栄養価の低い野菜は軽くなります。

・芯

  芯のある野菜は芯が大きくなると抽苔します。とうだちした野菜は美味しく食べられる可食部が減ります。また、抽苔のため栄養が使われるので食べごろではありません。同じ品種で芯の大きいものがあれば商品として出荷できないので間引きます。抽苔は播種の時期や肥料のタイミング、気候の変化などで起きます。

・摘芯

  実を大きく育てたり秀品率を上げるのに、あまり生長しすぎなように摘芯を行います。摘芯は作物の生長点を切り落とすことで、それ以上伸びることができなくすることで樹勢や実のなりをよくするものです。伸びすぎていたり茂りすぎたりする前に摘芯することで、栄養を作物全体に効率よく使うことができます。果菜類などでは実を大きくするためにも摘芯や摘果を行います。きゅうりでは蔓を伸ばしすぎると蔓の生長に栄養が使われ曲り果が増えます。樹勢に合わせた適芯や整枝が必要です。品質の良い野菜は見た目も綺麗。

・摘果、摘花

 なりものでは成る実をすべて収穫しようとすると、全体の品質が落ちます。作物が吸収できる栄養は限られているので、限られた栄養を効率よく使わなければなりません。秀品率を上げるためには花の時点で形の悪いものは摘花します。また実が膨らみ始めた時に形の悪いものも摘果します。花や小さな実の時点で形が悪いものは大きくなっても悪いものができます。早め早めの摘花・摘果をします。花が多すぎても秀品率は下がります。

平成24年4月27日



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