責とは
責につく言葉には責任、呵責、叱責、責務、自責、免責、面責、引責、職責、問責などありますが、責ってなんだろう。最近では原子力事故の官邸の責任問題が問われていますがよくわかりません。国会でも責任の追及ばかりでなんのこっちゃって感じです。
責を辞書で引くと、その立場にある者の義務と落ち度を咎めることとなっています。よく責任は取るものでなく果たすものと言われますが、なんか微妙に違うような気もします。確かに責はそのようなことなのかもしれませんが、責の手前にあるものは目的ではないでしょうか？ 責には、課せられた目的や人としての義務が前提となっているのではないでしょうか？ 目的を失ったり、人としてやるべきことをしてなかったりすると責められます。 責をどうのこうのというより以前にしなければならないことは目的や人なりを遂行することではないでしょうか？ 果たして今のタイミングで原発事故の責任を議論する前に、まずは問題を解決することが必要だと感じます。責任問題はその後のもんだいではないでしょうか？ 検証して次に備えることと責について問うということは別の次元の問題です。 まずしなければならないことは、未解決な部分をしっかり認識して責を果たすことです。人を責めるよりも前にすることは幾らでもあります。責めるほうも責められるほうも、どうもおかしいように感じます。
今一度 “何の為に”を考えることも大切ですね。
責＝目的（義務）＋行動 かな
