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今後の農産物流通2012 No30

 

目次を作りました。順番に見てね
 



 

  

 今後の農産物流通2012 No30
 

6、流通の対応



 



知識

 いい野菜とはどのようなものを言うのでしょうか? 消費者は美味しさという満足を求めています。“美味しさ”とは作物そのものの味わって食べるもので味にこだわったものです。“美味しく頂く”とは満足して食べるということです。例えば何も知らずに食べるのと事前に情報を得て食べるものでは味が異なります。事前に有機栽培の人参と聞いておくのと農薬を使用した人参と聞いておくのでは、味が異なります。機能性についてもβ―カロチンが豊富というのと、β―カロチンが豊富でβ―カロチンは体内でビタミンAとなり粘膜を強くするので風邪にかかりにくくなると説明するのでは付加価値が変わります。価値の可視化は知識がないと見ることができません。知識にも色々とあり、作る知識、栄養の知識、健康の知識、料理の知識、選ぶ知識、美容の知識など沢山あります。これら知識は共有しないと知識として活用することができません。消費者のみが知っていても生産者が知らないといいものを作ることはできません。生産者が知っていても消費者が知らないと使い道がありません。知識はこのように流通に関わるもの全てで共有することで価値を発揮します。

 青果物流通における必要な知識にはどのようなものがあるのでしょうか? 生活を楽しむための知識を整理してみると三つの分けて考えることができます。一つは生産に関する知識で農業知識(安全、生育、圃場、産地など)、二つ目は野菜そのものの知識で野菜知識(栄養価、食べ方、食べる時期、選び方など)、三つ目は精神的な知識で楽しむ知識(調理の仕方、健康、美容など)です。 スーパーで野菜を手にとって見て、どのような産地でどのように育ったのか、栄養価はあるのか、美味しいのか、どのような調理がいいのか、など見ることができるようになったら価値は向上します。価値は情報によって向上します。

 また、価値を高める為には見極めが必要です。つまり選ぶ知識である目利きです。目利きは現物から情報を読み取る知識のことです。しかし、消費者に対する情報は多すぎても意味がないので、その人が望んでいる情報を提供しなければなりません。高齢者では健康の情報、若い女性では美容の情報、妊婦さんには栄養の情報など使い分けて提供しなければなりません。消費者で共通しているのは鮮度と安全性と美味しさです。ここでは商品を選ぶ情報を提供します。

 情報提供の意味合いは意識付けです。意識していなければ安物買いになってしまいます。情報という知識を得ることで、意識した商品選びが出来きることになります。情報の共有化は意識革命でもあります。品質の追求は意識がないと行えないものです。

平成24年2月24日







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