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今後の農産物流通2012 No14

 

 

目次を作りました。順番に見てね
 



 

  

 今後の農産物流通2012 No14

 

3、経済情勢

 経済は流通にどのような影響を及ぼすのでしょうか? そこでまずは経済の現状を考えてみます。

日本の経済社会を時代で見てみると1945年から70年までが戦後経済で高度成長が始まっています。1971年から90年までは高度成長から安定経済の時期で総中流社会でした。高度成長期は夫々がNo1を目指して技術を高める競争時代でした。昭和の時代までが経済が成長基調にありました。なかでも1985年から1990年に掛けてはバブル経済でみるみるうちに株価は上昇していきました。1991年からはバブルの崩壊や能力主義で格差社会へと変化してきます。1991年以降は経済が飽和状態となり経済成長が鈍化していきます。これによりシェアの拡大から奪い合いへと変わって行き能力主義へとなっていきます。このことにより格差が広がるようになってきます。この頃になると勝ち組・負け組みと言われるようになってきてセレブと言う言葉も頻繁に使われるようになりました。現在の格差社会では資源インフレとデフレが混在しており、価値が安いものへと移行してきています。このような経済動向が消費と流通にどのような影響を齎すのでしょうか?

・飽和経済が及ぼす影響

 現在の日本経済は、物が足りない時代から物を選ぶ時代へとなってきています。飽和経済では、物が豊富にあるので個々の要望に応えるカスタマイズと値段のみを追求するものとに分類することができます。青果物を考えてみると人参は何処で作られても人参なので個々の要望に応える商品ではありません。そうなると青果物の価値は値段ということになります。青果物は個々の要望に対して買うものではなく、値段で買うものとなってしまいます。そうなると競争力はコスト削減が要となってきます。コスト効率を上げるには、土地を集積して大規模化による効率の向上が求められます。しかし、その一方で大規模化による資本の集約も必要となります。規模が大きくなると人員も必要となります。規模の拡大は「労力、土地、資本」が必要となり、短期間でのコスト回収は困難になります。

 逆に品質の高いものを作ろうとすると収量が低下します。収量が低下するのでコストが高くつくようになります。その代わり販売単価は高くなります。飽和経済下では高品質なものと安価なものが求められるようになります。二極化による影響では富裕層が少ないので安価な青果物が求めらることになります。


平成24年1月30日



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