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今後の農産物流通2012 No11

目次を作りました。順番に見てね
 



 

  

 今後の農産物流通2012 No11

2、環境情勢

 

温暖化と流通

 


⊇于拜依塾

 産地で予冷されたものが青果市場に届き仲卸が出荷するまでの間にも青果物は呼吸をして生長をしようとします。産地でいくら予冷をしていても仲卸が出荷する段階で温度が上がっていれば、青果物は盛んに呼吸を行ないエネルギー消費します。この為、鮮度が落ちる結果となります。また、予冷がなされていないと輸送途中でも劣化は進みます。予冷と関係あるのが輸送時間です。大型産地や転送を営む仲卸では輸送時間が長くなるので予冷をしていないと傷みが早くなります。いくら冷蔵車でも積み込みをしてから冷気が全体に廻るまで時間がかかり、また青果物は箱詰めなので深部が冷えるまでには至りません。よって出荷前の予冷は重要な意味をもっていることになります。産地予冷や出荷前の予冷は野菜の深部まで冷やすことを目的としているので長時間冷やしこみをします。この冷やしこみが鮮度を保つ秘訣です。

(転送:一般の仲卸は地場の量販店に卸しますが、転送業では他県の卸売市場に販売をするので輸送距離が遠くなる。)

 また、最近の流通ではコールドチェーン(低温物流体系)が求められるようになってきています。生鮮食品では収穫から消費者にわたるまでの間の全ての流通を低温で行うものです。低温物流体系においても、この予冷を省くことは温度変化を招くことになるので、予冷はコールドチェーンにおいても必要不可欠なものです。
 市場の整備改正に伴い青果市場でも冷蔵設備が充実されようとしています。仲卸も例外でなく大型の予冷設備をもっていないところでは今後取引が減少してくるものと思われます。コールドチェーンで考えるならば、仲卸でも低温作業場を確保することが必要となってきます。今後の仲卸が生き残る条件として、設備投資による付加価値の向上が必要となります。裏を返せば設備投資の出来る余裕がないところは危機感を募らせることになります。


平成24年1月24日



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