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今後の農産物流通2012  No4


 

目次を作りました。順番に見てね
 



 

  

 今後の農産物流通2012 No4 
1、社会情勢
 

人口減少と農業

 


 人口の減少と並行して年令の高齢化が問題となりますが、年令の高齢化は流通にも影響を与えます。生産と消費という関係ではなく、高齢者の増加による嗜好の変化が流通の変化を齎すことになります。社会全体に健康食嗜好が強まってきます。そうなってくると機能性の高いものや安全なものが求められるようになります。しかし、現在の流通では機能性の価値に付いては無知な状態です。テレビなどで放映されると爆発的に熟れたりしますが、継続的なものではありません。継続的な価値のアピールの仕方や伝達方法、更には取扱う側の知識レベルなど勉強していかなければならないことが沢山あります。将来的にはこのような見えない価値の可視化が重要視されるようになってくるのではないでしょうか。

人口の減少と高齢化の問題では、食文化の変化が起きるのではないでしょうか?

 

農家の高齢化だけを問題視してみると、農業の高齢化が進むと重労働はできなくなってくるので、農業機械の技術開発が急がれることになります。しかし、この様な高度機械の導入は農家の所得を圧迫することなり、効率的な経営が求められるようになります。そうなると尚更農家は減少する傾向となり規模の拡大で補わなければならないこととなります。現実的には新しい機械を導入できるところは限られており、農家における格差が広がることが懸念されます。この様なことを打開するには地域農業が求められるようになってくるのではないでしょうか?

 重労働の面から考えると、重量野菜の生産が減少することになります。これは単身や二人家族などの少数家族の増加にも起因するところです。晩婚化が進むにつれ単身生活者が増加する傾向にあります。更に老人の一人暮らしも増加します。他にも離婚率も高く母子家庭も増加傾向にあります。農家の高齢化と少数家族の増加を考えると家庭内消費は縮小することが明らかであり、白菜などの重量物はカット購入が多くなってきます。この様なことから、生産の段階で小ぶりな白菜などが生産されるようになってくるのではないでしょうか?生産者にとっても扱い易く、消費者にとっても適したものが求められるようになってきます。

 人口減少と流通の問題は、内部付加価値を高めるとともに、流通段階での付加価値もより高める方向へ変わってくるものと思われます。

平成24年1月10日



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