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価値と重さ

 

 

 

目次を作りました。順番に見てね
 





貨幣価値と重さ

 日本の経済は物が足りない高度成長経済から物が余っている飽和経済へと変わってきました。国が豊かになると物が溢れるようになりました。現在では物余りからデフレ経済になっています。同じデフレでも高度成長時のデフレと飽和経済下でのデフレは根本的にその性質が異なります。高度成長時のデフレは貨幣価値が上がり沢山のものが買えるようになります。しかし、基本的には高度成長下にあるのでインフレ基調です。飽和経済でのデフレは、根本的に経済が飽和して物が余っている状態でのデフレです。つまりデフレ経済下でのデフレとなります。もうすでに物が余っているのですから、物価が下がる一方です。同じ1000円でも高度成長期の1000円は貨幣価値の上昇によるもので、飽和経済下での1000円は物価が下がった1000円です。お金を基準に考えると同じかもしれませんが、飽和経済下ではお金も消費の一部です。昔のお金は貴重なものでしたが、飽和経済下でのお金は商品との交換道具の一部です。このように考えるとお金は貴重品から消耗品へと変わってきているように感じます。お金の価値で考えれば同じなのでしょうが、お金の「重み」で考えると大分軽くなったもののように思えます。

 価値と重みは別物です。価値は物に替える価値を意味しており、重みは貴重なもので計り知ることができないものです。高度成長時代ではお金は貴重なものでデフレでも吟味してものを購入していました。また、購入するものも生活必需品を中心としたものでした。しかし、飽和経済下でのデフレはいろんなものが溢れ、商品価値自体が安くなっています。お金の重みが軽く感じるのは、このような状況だからでしょうか? バブルの時からお金の重さが軽くなったように感じます。 

 お金を軽く感じる理由にコンビニがあります。コンビニに行けば簡単に物が手に入ります。若い人の一部では欲しいものがなくても行くのがコンビニのようです。間単に物が手に入ることで、お金の値打ちが下がってきているように思えます。昔は欲しいものは我慢して我慢して貯めたお金で買うものでした。その我慢があるからお金が「重い」ものでした。便利になるにつれてお金の重さが軽くなっているように感じます。便利になることは良いことなのかもしれませんが、苦労や有難さを感じないものに「重さ」を感じることができませんね。

 

平成23121

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