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自由貿易と企業  No13

 

目次を作りました。順番に見てね
 






自由貿易と企業 No13 2011-10



○今後の展開



企業参入の影響

 企業が産地や市場に参入することで生産現場はどのように変化してくるのでしょうか?産地によっては○○の名産地みたいに産地の名産品があるところもありますが、何を作っていいかわからないところもあります。何を作っていいか分からないところとは、何が高く売れるか分からないという生産者の声なのです。逆に企業から見れば何が作れるのですか?と言うことになります。企業がその産地に参入する条件は生産品目が決まっていないと困難です。産地は○○産地というように品目が明確になっています。そこで初めて企業は産地契約を行い年間での取引が成立します。しかし、この様なことは今までのことで現在では企業側から何を作って欲しいという要望が強まってきています。これは消費に対するもので、自社農場としての位置づけを行おうとしているからです。自社農場となると商品に対する言い訳が出来なくなるので、必然的に品質の向上が求められるようになってきます。企業が農業に参入することで自社ブランドとしての品質の向上と安定供給での生産能力の向上が求められるようになってきます。企業間や産地においてこのような競争が行われることで、輸入商材との品質格差が出来ることなり、農業全体のレベルアップとなります。このことは強いては自給率の向上へと影響を与えていきます。

 また、企業の参入においては販売が促進されることになります。自社契約産地や自社農場からの野菜の鮮度は高く、輸入商品の鮮度との比ではありません。このような販売が定着することで、品質と単価の両建てでの販売がなされることとなります。現状のようなディスカウント一辺倒な販売からの脱却が行え粗利益率もきちんと確保できるようになり、品質の競争が進むことと成ります。このようなことで、国内野菜のシェアの向上が可能となってきますが、行政に対する要求も高まることとなります。

 行政としては、国内産の表示を厳格とすることで消費者に対する国内産の消費を促すことも出来ます。また、食品の機能性表示を野菜でも可能にすることで国内産の高品質を謳うことも可能となります。更には鮮度の表示やフードマイレージの表示などで、輸入物との違いをアピールすることできます。このような行政の支援を受けることが出来れば、ますます企業の農業参入は高まり、農業の発展が期待できるものとなります。

企業の農業参入は今後の日本農業の発展の鍵となります。自由貿易に対する備えも大切ですが、もっと日本としての将来を考え官民が一体となった戦略を構築することが、ますは必要ではないでしょうか。

 

 平成23年10月24日


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