<< 自由貿易と企業 No11 | main | 自由貿易と企業  No13 >>

自由貿易と企業 No12

 

 

目次を作りました。順番に見てね
 






自由貿易と企業 No12 2011-10



○今後の展開

企業の産地参入

 自由貿易化と食品流通の高度化が求められてくることは必至です。企業はその事前処置として海外からの資源調達を行い、国際的な競争力をつけるため、付加価値生産に取り組んでくるものと思われます。流通段階では企業の農業参入が盛んに行われてくるようになります。農業参入の形態としては企業が直接生産を手がける「生産参入型」と生産者との契約栽培を主とする「契約参入型」とに分けることが出来ます。生産型参入では自らが全てを行う「自社農場型」と農業生産法人などに資本参加する「資本投資型」とに分けることが出来ます。更に企業自体が小売までしている「販売参入型」と中間業者などのように流通過程に携わる「流通参入型」とに考えることが出来ます。何れにせよ、以前のようにただ単に産地と結ぶ売買契約から、更に踏み込んだ内容となる契約になってきます。

 生産地の場所と鮮度とは密接な関係があり、遠方のA品より均衡のB品のほうが日保ちも味もよいことになるので、産地での契約を考えてみると、「遠方型」「近郊型」とに分類できます。近郊型は季節物を扱い、遠方型では端境期の対応となってきます。企業の農業参入に於いては、遠方産地と近郊産地を組み合わせたものとなります。

 

企業の流通参入

 今後の市場展開においては、市場における商品差別化が行われてくるようになります。現状の競り制度では、栽培方法が変わろうが見た目での商品価値による値決めになっています。機能性や安全性などの内部付加価値に付いては目に見えないもので、価格差には繋がっていないのが現状です。しかし、青果市場の強みは周辺地域からの集荷力です。さらには地域の小売店が多数結びついています。企業が“市場買い”を行う事で、産地機能を高めることが出来ます。つまり拠点作りが出来るようになります。また、農協などは市場流通が原則なので、市場近郊の産地も掌握できることになります。企業の市場参入には多くのメリットが出てきます。この様に考えると、企業自らが出資して流通そのものに参入してくるものと思われます。市場流通が減少する中において企業は参入するチャンスであり、市場は尚更競争が激しくなってくるものと思われます。そうなってくると市場は産地との関係をもっと密接なものにしなければならなくなり、必然的に生産者のレベルも向上してくることになります。

平成23年10月20日



コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
recommend
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす (JUGEMレビュー »)
森山 晃嗣, Gary F. Gordon, ゲリー・F. ゴードン
ミネラルの大切さが解かります
recommend
免疫革命
免疫革命 (JUGEMレビュー »)
安保 徹
交感神経と副交感神経の関係がわかります。
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM