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自由貿易と企業 No11

目次を作りました。順番に見てね
 






自由貿易と企業 No11 2011-10





産地契約

 企業の産地契約進出で今までと変わってきていることがあります。それは契約内容の変化です。今までの契約は裁判を前提とした保守的な内容でしたが、最近では取引を中心とした内容に変化してきています。今までの契約の目的は、取引において損害を被らないようにするためのネガティブなものでしたが、最近では取引を拡大する為のポジティブな契約になってきています。自由貿易に対抗する産地契約では保守的な契約ではなく、もっと取引を拡大して産地を育てるという積極的な契約でなければなりません。今までの企業はその責任を相手に求めていましたが、今からの契約は一つのプロジェクトを達成する為の共同体として、双方の責任分担での契約となってきます。お互いが協力して生き残る為の契約となるため、お互いが商売を通して利潤を追求できる契約が求められてくるのではないでしょうか。

 今までの契約は産地から商品を買うという、単なる商売上の契約でした。しかし、生き残る為にはパートナーとしての契約を考えなければなりません。そして継続的な取引が出来ることが条件となります。

 

産地契約の種類

 産地契約には、通常の売買契約と産地契約とがあります。売買契約は商品取引についての契約で、産地契約は栽培に関するものです。このような契約の変化が品質の追求となってきています。また産地契約をすることで産地との交流が深まり、継続的な契約へと変わってきています。企業の産地契約には、農家と直接契約を結ぶ「直接的な契約」、農協や経済連などの出荷団体と結ぶ「間接的な契約」、市場や仲卸を通して行う「市場契約」などがあります。

直接的な契約では、企業自らが農業生産法人や農家などに出向き契約をするものです。しかし、この場合だと産地リレーを考えると遠方においても産地作りを行う必要があり、企業自らが動ける範囲も限度があります。その反面「間接的な契約」では、企業は出荷団体と契約するので、産地リレーがし易くなりますが、その分コストも掛かることになります。「市場契約」では企業が最寄の市場を通して買付の契約をします。手間がかからない反面要望も伝達し難くなり、コストも間接的な契約よりも高くなります。このような契約を通していえることは、今までの買付契約から栽培契約へと変り、物流が産直となってきて鮮度が向上してきています。



平成23年10月19日



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