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自由貿易と企業 No5

 

目次を作りました。順番に見てね
 






自由貿易と企業 No5 2011-10

 

近隣諸国

 韓国は積極的に諸外国とFTAを締結して、輸出を増やしてきています。中国はそもそも諸外国に比べて物価安いので、関税の料率関係なく輸出が可能です。しかし、日本製品は諸外国から高い関税をかけられて輸出は劣勢になってきています。中国や韓国などの単価競争に勝つ為には貿易の自由化も必要かもしれません。ここで問題となるのが工業製品と農産物との価値の差です。利益を多く生むのは工業製品であるため、そのバランスをどのように取るのかが難問です。

 

農業分野において日本、中国、韓国と比較すると

 

日本

韓国

中国

耕地面積(ha

461万(2009

176万(2008

12200万(2007

耕地の利用率

92

103

126

農家人口(人)

698

319

72750

農家所得(一戸)

466万円

214万円

6万円

農業所得

108万円

68万円

6万円)

自給率

40

44

95

人口(2009

1.3億人

0.5億人

13.3億人

GDP(2009

5.1兆ドル

0.8兆ドル

4.9兆ドル

農業産出額/GDP

1.6%

3.0%

10.6%

65歳以上/人口

17.3

7.1

 

農業新聞2010,8より

 

国土の規模や農業人口からしても、中国の農産物の輸出優位は歴然です。日本・韓国は自給率が低く輸入に頼らざるえない状態です。韓国は日本に先駆けて自由貿易へ踏み切ってきています。韓国の農業政策は、自由化の一方で、農業生産する土地を途上国から確保しようとしています。このような政策が韓国にどのような結果をもたらそうとしているのでしょうか?

 

韓国の現状(農業新聞より)

 2011210日の農業新聞によると、韓国の食料値上がり率は経済協力開発機構(OECD)諸国の中で2位にまで上がってきており、OECD諸国の平均値上がり率は3%以下なのに、韓国の6%以上は突出しているとしています。この背景には、ロシアなどの穀物輸出国が干ばつで輸出制限をしたため、国際価格の高騰により急激に食料単価が上昇したためです。韓国のこうした食料高騰は、韓国が小麦やトウモロコシを100%輸入に頼っているからです。また韓国国内での四大河川整備で農地が著しく減少したことも影響しています。自由貿易が成り立つには、世界の農産物市場が安定してることが条件であり、世界市場が安定している限り自由貿易は食糧安全保障にも貢献するとしています。しかし、世界的な天候異常では、このことは成りたたず自由貿易が自国経済を圧迫することになります。海外産地においても異常気象下では不安定な要素であり、食料安定供給には至っていないのが現状だとしています。

平成23年10月11日



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