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品質(自由貿易への挑戦供法。裡35

 

     目次を作りました。順番に見てね
 


  
  
自由貿易の挑戦供No35
 

第三章 品質の生産
土壌生物

 


○生物多様性



えひめAI

 えひめAIは、環境問題で水質の汚染防止で取り上げられていましたが、細菌では農業の分野でも使用されているようです。えひめAIは納豆菌と酵母菌、乳酸気の三種混合菌でそれぞれの効果を持っています。えひめAIはトイレやお風呂の汚れの分解、消臭、台所の有機物の分解などをするので、えひめAiを使用することにより、河川に流れる有機物を減らして環境を守ろうとするものです。えひめAIには納豆菌・酵母・乳酸菌の働きにより作物の生長や病害虫に対する抵抗性を強化するといった農業分野での活用も行われています。もともと土壌には様々な微生物が生息しており、えひめAIを散布することで微生物の活性が高くなり、作物に対する栄養の補給や病気への抵抗性が増すようです。土壌では微生物の数が増えてバランスを整えてくれます。葉面ではえひめAIの散布により、他の微生物の住処が奪われて病気になりにくくなるようです。このような微生物の活用は農薬や肥料などの軽減につながり、コスト削減になります。また、労力の削減にもなるので、その分生育管理に時間が取れることになり品質の向上を図ることが出来ます。実際に作物に使ってみると元気になり美味しくなったりします。また堆肥等に混ぜることで土壌改良と環境維持に役立ち、持続可能な土壌を作ることが出来るそうです。

 

菌種(3種混合)

 えひめAIでは納豆菌、酵母菌、乳酸気の3種類の菌を一度に培養します。納豆菌はアルカリ性、乳酸菌は酸性で、アルカリと酸性なものを同時に使いますが、それぞれ死滅することなく共同で生活しています。ではそれぞれの菌の働きにはどのようなものがあるのでしょうか?

 

納豆菌

納豆菌は細菌の仲間でアルカリ性です。納豆菌は分解能力に優れておりタンパク質をアミノ酸に分解します。納豆菌はねばねばしており、この分解酵素の力で有機物を分解します。また、こうてい疫でも納豆菌の力で消毒(除菌)を行い効果を挙げています。また病原性大腸菌O-157やサルモネラ菌を死滅させる作用があることが証明されています。ただ納豆菌が繁殖しすぎるとアミノ酸をアンモニアまで分解してしまいます。

納豆菌の学名はBacillus subtilisバチルス菌と呼ばれるもので、多種多様な能力を持っており、日本では枯草菌として農業にも多く利用されています。納豆菌が植物の葉などに付着すると、そこを住処として他の微生物を追い出し栄養源を独占します。納豆菌以外の微生物の住処や栄養源を占有することで、病原菌そのものの繁殖を抑制し、灰色かび病やうどんこ病・いもち病などの病害から農産物を守る働きがあります。また、栄養源として他の微生物や病原菌をも分解することから、土壌の有害微生物の殺菌に利用されています。

 

乳酸菌

 乳酸菌は細菌の仲間で酸性です。乳酸菌の働きはpHが低く殺菌効果が高く雑菌の繁殖を抑え、ものを腐りにくくします。乳酸菌は糖を分解して乳酸をつくり発酵を促進させます。発酵食品の発酵には細菌(乳酸菌・納豆菌)、酵母菌、カビが用いられます。また乳酸菌はアンモニアをなどのにおい消しにも有効です。

乳酸菌は炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミンなどの栄養素を要求して、糖を分解してエネルギーを生成します。そしてエネルギー源として活用されなかった栄養素は他の菌体の構成成分になったりします。乳酸は殺菌効果や抑止効果があり静菌作用の効果を発揮します。

静菌作用:微生物の活性を高めたり薬剤を使用したりして、病原菌を殺すまで至らないにしろ、その増殖を抑制する作用をいいます。

酵母菌

酵母菌は高濃度の糖の分解をして、アミノ酸を合成します。糖が充分あって酸素が少ないとアルコールを作ります。酵母は糖から様々な栄養素を作り出します。その為、増殖した酵母が死ぬとアミノ酸、ペプチド、ホルモン、核酸、ビタミンなどの栄養素がでてきます。酵母は糖濃度が高いので雑菌は生存しにくくカビもはえにくくなります。

酵母は酵素を作り分解をします。

 酵母菌は糸状菌の仲間でカビ特有の長い菌糸を作らずに胞子が独立したような丸い形でカビと細菌の中間的性質をもっています。酸素があると糖を分解してアミノ酸や有機酸を合成し、酸素がないと糖をアルコールと炭酸ガスに分解します。えひめAIでは最初に酵母菌が砂糖を分解するときに炭酸ガス(あぶく)がでます。

 堆肥づくりでは、最後に働く菌で、こうじ菌や納豆菌が有機物を分解し糖をつくり、その糖を餌に酵母菌が働き分解してアミノ酸やビタミンなどの栄養素をつくり、良質の発酵堆肥が出来ます。また、酵母菌のだす酵素は殺菌力があります。

 

これらの納豆菌、乳酸菌、酵母菌に含まれる酵素には、デンプンを分解するアミラーゼ、脂質を分解するリパーゼ、タンパク質を分解するプロテアーゼなどがあるので、様々な汚れ落しに効果があります。

平成23年6月22日







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